松井裕樹投手が先発初勝利、北海道日本ハム・浦野博司投手5勝目、中日・又吉克樹投手は8勝目

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 プロ野球ではルーキーが活躍を見せた。東北楽天のドラフト1位ルーキー・松井裕樹投手はチームの連敗を6で止め、福岡ソフトバンクの連勝を9で止める勝利を挙げた。先発初勝利となった。

先発初勝利

 松井裕樹投手は高校生ルーキーながら開幕1軍入りを果たし、ローテーションに入って先発を続けた。しかし勝ち星がつかずに連敗をすると、2軍に降格しリリーフとして登板していた。その後1軍でリリーフとしてプロ初勝利を飾ったものの、やはり先発の勝利が欲しかった。

 7月23日から再び先発を続けたが3試合で勝利は無かった。それでもこの日は9連勝中の福岡ソフトバンクに対し、6回まで1安打無失点に抑え、6回は三者三振に斬って取った。7回につかまりピンチとなったが、将来のエースとして降板せず、なんとか3安打2失点で抑えた。

 133球を投げて、7回4安打9奪三振四死球は4つ、2失点に抑えて勝利した。松井投手は「なかなか勝てなかったので、1勝できてうれしい。すごく長かった。」と話した。甲子園で22奪三振を奪ってヒーローになった2012年8月9日から約2年、甲子園を目指して戦った夏から1年、いろいろプロ野球の投手として松井裕樹投手が歩み始めた。

 

浦野博司投手は5勝目

 松井裕樹投手が狙った新人王だが、新人王争いは社会人ルーキーの争いとなっている。この日、北海道日本ハムのドラフト2位ルーキー・浦野博司投手が千葉ロッテを相手に9回3安打1失点と見事な投球を見せて完投勝利を挙げ、5勝目とした。

 新人王争いは、同じチームの2011年のドラフト6位・上沢直之投手、そして千葉ロッテの社会人ルーキー・石川歩投手が7勝を挙げておりリードしている。しかし浦野投手も5勝目を挙げて争いに加わりつつある。

 

中日のリリーフコンビも活躍

 またセリーグでは中日のドラフト2位ルーキー・又吉克樹投手が、この日は1回をノーヒットに抑えプロ8勝目を飾った。又吉投手は中継ぎのエース格として46試合に登板し防御率は2.60、8勝1敗とチームに貢献している。また2012年ドラフト1位の福谷浩司投手もこの日は1回をノーヒット2奪三振でセーブを付けた。福谷投手は53試合目の登板となった。

  6回まで強力打線を1安打無失点に封じ、迎えた5点リードの7回。3安打1四球で2点を奪われた。なおも1死一、二塁。ベンチは動かなかった。「続投させてもらった監督さんの思いに応えようと。ボールは走っていなかったけど、気持ちで」。最後は中村を二ゴロ併殺。プロ最長タイの7回を投げ降板。6回には、苦手の内川から初三振を奪うなど3者三振。4者連続を含むプロ最多9奪三振で、ソフトバンクの連勝を9で止めた。

 「星野監督が7回も続投させてくれたので、その思いに応えたかった。球は走ってなかったですが気持ちで抑えました」

 プロ最多の133球で7回を投げ切り4安打2失点。初回は15球中で直球は6球だったが、2回は13球中10球。配球を変え、強気に押した。6回は今宮、内川、李大浩(イ・デホ)から3者連続三振を奪うなどこちらもプロ最多の9奪三振。最速147キロ(自己最速は150キロ)もスピンが利いて伸びた。

 日本ハムのドラフト2位右腕・浦野がプロ入り初完投で5勝目を手にした。106球で散発3安打1失点に封じ、本拠地での初勝利に「テンポよく低めに投げ続けることができた」と喜んだ。

 初回に2四球から2死一、二塁とされたがサブローを三ゴロに仕留め、勢いに乗った。「変化球でバランスを整えることができた」と投球フォームを修正。スライダー、カーブを軸に尻上がりに調子を上げた。

 「粘って粘って、福谷に回せたらと思っていた。野手の方々が1点を取ってくださった。これも野手のおかげ」。11日の移動日を挟むものの、これで4試合連続登板。八回も続投し、1回1/3を無安打無失点に抑えた。これでチーム勝ち頭の山井に並び、連続無失点を12試合に伸ばした。


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