夏の甲子園、今日の第4試合では山形中央の191cm右腕・石川直也投手が登場する。石川投手は身長だけでなく、球速も146kmを記録し、プロ10球団が視察に訪れた注目の投手。
大切に育てられる
石川投手は191cmの長身があり早くから注目されていた。しかし今年春の山形大会では、日大山形に15安打で10失点するなど、素質が花開く所まで行っていなかった。
それでの庄司監督は石川投手を大切に育てている印象がある。夏の山形大会2回戦の山形南戦ではプロ10球団のスカウトが訪れたが石川投手を登板させず、準決勝まではリリーフとして登板させて決勝で初めて先発を任せると7安打12奪三振2失点で完投勝利した。
その決勝で投球のコツをつかみ、さらに腕が振れるようになったという。球速も146km/hまで伸ばし、現在進行形で成長をしている。甲子園は選手を羽ばたかせる大会でもあるが、過酷な試練も与える場でもある。石川投手はこの甲子園で花を咲かせるか。
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山形中央の191センチ右腕の成長が止まらない。石川はこの日、軽快に約40球を投げ込んで、リリースポイントの確認などを行った。庄司秀幸監督(38)はエースの調子を聞かれると「仕上がりはいいですね。前足をドンと着いて、腕を振れるようになった。球質が社会人のようです」と短期間での成長に驚きを隠せない。
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