東北楽天ドラフト9位ルーキー、今野龍太投手が1軍初登板で1回無失点

東北楽天ルーキーニュース

 東北楽天のドラフト9位ルーキー、今野龍太投手が1軍初登板を果たした。

投球内容

 松井投手に比べるとまだ線が細い印象も受けるが、2点ビハインドの8回にマウンドに登ると、ミランダ選手に対して147km/hの速球を投げた。しかし、センター前のヒットを浴びてランナーを背負うと球速はやや落ちた。それでもバント処理を無難にこなし、ストレートをコントロールして後続を抑えた。

 この日はドラフト1位で同じ高校生ルーキーの松井裕樹投手が先発をしている。松井投手は7回途中まで投げて7安打で6失点と結果を残すことはできなかった。しかしともに高校生ルーキーとして入団した二人の投手が、先発とリリーフで登板している姿はやはりわくわくさせる。

 

ギリギリのルーキー

 今野龍太投手は「東北楽天、ドラフト9ルーキー・今野龍太投手が1軍昇格、ギリギリでプロを掴んだ151km/h投手」でも書いたように、高校時代に何とか1年生部員を集めて公式大会に出場すると、その大会で1試合19奪三振の好投しプロのスカウトに注目された。そしてドラフト会議では育成を除く本会議で一番最後に名前が呼ばれてプロ入りをしたギリギリのルーキー投手だ。

 かたや松井裕樹投手は2年時に甲子園で22奪三振を記録し、5球団が1指名をしたバリバリのルーキーだった。

 この日の登板で課題も見つかったと思うが、将来を背負ってたつ投手になってほしい。

 

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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