楽天ドラフト9位・高梨雄平投手の投球術に評価アップ

高梨雄平

東北楽天のドラフト9位ルーキー・高梨雄平投手の評価が上昇している。左のワンポイントとして獲得をした技巧派左腕は練習試合で結果を残し、1イニングを任せられる投手と評価された。

技巧派左腕

高梨投手は最速は143キロ、川越東から早稲田大進み、大学ではエース格として投げ東京六大学リーグで完全試合も達成している。JX-ENEOSでは主にリリーフとして投げ、球速や変化球で特に目を見張るような球は無かったものの、着実に役割をこなし、2016年のドラフト会議でドラフト9位で東北楽天に指名された。

元スカウトに話を聞くと、社会人の左腕投手は、左バッターに対して投げる1球を評価して獲得する事もあるというが、高梨投手もまさにそのタイプで、対左バッターのワンポイントとして獲得したものとみられる。

しかし先日の韓国・ハンファとの練習試合では、左バッターを抑えた後、右の2人のバッターに対しても、投球リズムを変え、ストレートでインコースを付き、そしてインコース低めに沈むスライダーを見せた。梨田監督は「直球で内角を突いたのが見事。スライダーも打者に近い位置から曲がり、直球と見分けがつきにくい」と評価した。

左バッターに対して外角に沈むスライダーが左のワンポイント投手の生命戦だが、右バッターのインコースにも同じように投げられれば、リリーフとしてワンポイントだけでなく1回を任せられる。与田コーチも「ワンポイントではもったいない。1イニング任せられる」と話した。

言い方は悪いかもしれないが、高梨投手が活躍すれば、同じ社会人でプレーしている選手も、自分もできると感じることができるかもしれない。生き残るために自分の特徴を磨くのが社会人野球の選手の特徴で、特徴的なフォームや変化球を投げる投手も多い。目立った球は凄い球はないものの、その特徴をいかしてプロの世界でできることが証明されれば、他の選手の大きな自信となる。

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梨田監督は「直球で内角を突いたのが見事。スライダーも打者に近い位置から曲がり、直球と見分けがつきにくい」と舌を巻いた。


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