東北楽天のドラフト4位ルーキー・菅原秀投手が、埼玉西武との練習居合で2回ノーヒット4奪三振の好投を見せた。最速は151キロを記録している。
151キロ記録
菅原投手は大体大出身で、最速152キロの速球と得意のスライダーで1試合に2ケタ奪三振も多く記録していた。しかし大学では2年夏から3年までは幽霊部員で、その後、大学の先輩・上原投手が試合後に超音波を当てて、ギリギリの状態で投げている姿を見て気持ちを入れ替え、4年生でエースとして活躍を見せ、ドラフト4位でプロ入りしている。
この日は7回から登板するといきなり消えるスライダーで2者連続三振を奪う。その後、エラーでランナーを許したが、再び三振を奪った。8回も山川選手がワンバウンドの球を空振りする球威とスライダーの切れ味で、2回をノーヒットで無失点、4つの三振を奪った。
これで実戦3試合に登板し5回無失点、7奪三振と好投を続けている。この時期に151キロを記録していることについて、「この時期にしては速い」と話す。梨田監督はスライダーを「消えるような球」と話した。そして「いい投げっぶり。まずは合格」と、開幕1軍に一歩近づいた。
この日の最速は自己最速にあと1キロに迫る151キロで「この時期にしては速い」と手応えを口にする。腕の振りが速いからスライダーも縦に鋭く曲がり、山川がワンバウンドでも振る場面があった。実戦3試合で計5回を無失点。三振は7個と「ドクターK」ぶりを披露
2回無安打無失点で4つの三振を奪った。最速は151キロをマークし、三振の決め球は全てスライダー。ここまで実戦では3試合で5回無失点8Kと好調を維持し「左バッターのアウトコース低めに、しっかり投げられた。ひとつひとつ課題はクリアできていると思う」と満足げだった。
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