JX-ENEOSが東北楽天2軍とプロアマ交流戦を行い、最速151キロの今年のドラフト注目投手の一人・柏原史陽投手が、7回を投げて5安打2失点、自責点は0で5つの三振を奪う好投を見せた。
プロ注目右腕
柏原史陽投手は桐光学園から同志社大に進み、同志社大では下級生時代からエースとしてフル回転していた。しかし4年時はその疲労もあって結果を出せず4年秋は0勝1敗に終わっていた。151キロを記録しプロも注目していたが、プロ志望届を提出せずJX-ENEOS入りした。
JX-ENEOSでは昨年、1年目でリリーフなどで140キロ後半の力強い投球を見せたが、都市対抗出場を目指す西関東予選の最終代表決定戦となった東芝戦で先発を任されたものの、2回2/3で6安打7失点し期待を裏切ってしまった。しかし都市対抗本選ではその東芝の補強選手として出場すると、JR九州戦では2番手で登板し、2回2/3をノーヒット4奪三振でパーフェクトに抑えた。
柏原投手はこの日、宮崎の日向で東北楽天の2軍との試合で先発をすると、7回を投げて5安打2失点(自責点0)、ストレートで空振りを奪うなど5つの三振を奪う好投を見せた。
昨年裏切ってしまった先発として、今年は期待が高い。チームでは同じく今年ドラフト解禁の齋藤俊介投手もおり、Wエースで都市対抗出場、そしてドラフト上位でのプロ入りを目指す。
またもう一人のドラフト候補、谷田成吾選手は4打数1安打、こちらもヒットを続け、また長打力も見せてプロ入りを目指す。JX-ENEOSは3月11日開幕の東京スポニチ大会で、JR九州と初戦を戦う。
最速151キロ右腕の柏原史陽投手(23=同大)が先発し7回5安打2失点(自責0)と好投。直球で空振りを取るなど5三振を奪った。
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