プロ野球では、東北楽天のドラフト2位ルーキー・安田悠馬捕手がルーキー一番乗りとなるホームランを放った。また、埼玉西武のドラフト2位ルーキー・佐藤隼輔投手は、ドラフト1位の隅田知一郎投手に続き開幕ローテーションで勝利を挙げた。
オリックス戦で
昨年は阪神・佐藤輝明選手や伊藤将司投手、中野拓夢選手、横浜DeNAの牧秀悟選手、広島の栗林良吏投手、東北楽天の早川隆久投手などルーキーが活躍をしたプロ野球、今年もルーキーの活躍が早くもみられている。
東北楽天がドラフト2位で獲得した安田悠馬捕手は、ルーキーながら捕手として開幕戦から3試合連続でスタメンマスクをかぶって出場すると、先発した田中将大投手をリードし、7回1失点の安定した投球を引き出す。
そして打撃では0−1の5回に、オリックス・田嶋投手のカットボールを運び、打球はライトスタンドの3階席に飛び込む特大のホームランを放った。「手応えは完璧。うまく弾道が上がってくれました。気持ち良かった」と話し、これには田中投手も「とんでもないホームラン打ちましたね。先にリードを許す展開になってしまったので大きかった」と話した。
神戸市出身で、子供の頃はほっともっとスタジアム神戸に野球を観戦していた。「タフィ・ローズが好きでした。やっぱりホームランを打つ選手が格好良かった」。小4時の09年4月10日には京セラドームでロッテ戦を観戦し「ラロッカが1試合で3発ぐらい打ったのを覚えています」と話す。それから時が経ち、京セラドームで特大ホームランを放っている選手がそこにいた。
ルーキー2勝目
また埼玉西武は、ドラフト2位の佐藤隼輔投手が先発すると、初回は球速が130キロ台しか表示されなかった。それでも、「スピードガンが壊れているのかな」と気に留めず、2回からは140キロ台を出し始める。
その後は高校、大学時代から評価されていた球の回転でバットを押し込むと、変化球を織りまぜ、5回4安打無失点で投げ終えた。試合も4−0で北海道日本ハムに勝利し、1勝目を手にした。
埼玉西武ではドラフト1位ルーキーの隅田知一郎投手も開幕ローテーション入りし初登板で初勝利を挙げており、昨年のドラフトで左腕投手の獲得を重点に置いた指名が、早くも実を結んだ形になった。
これから、さらにルーキーの活躍が注目される。





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