巨人の高橋監督はこの日、ドラフト1位ルーキーの吉川尚輝選手を、1軍に上げることを明言した。
ヤクルト戦に出場
吉川尚輝選手は新人合同自主トレの時に、上半身のコンディションの問題があるとして、キャンプなどでは3軍で調整をしていた。右肩の違和感という事だったようだが、現在は2軍で対外試合などに出場し、5試合で14打数5安打4打点と結果を残し、右肩の問題もなくなったという。
そして高橋監督は「順調に行けば、20日のヤクルト戦で上げる。まずは1試合、どれぐらいできるかを見てだね」と話し、20日のヤクルトとのオープン戦で起用するという。
まだ1軍定着という事ではないようだが、吉川選手も「3月中に治るとは思っていなかった」と話し、ここで結果を残せば逆転開幕1軍という可能性もなくはない。
昨年のドラフトで守備は即戦力と評価された吉川選手、大学時代は亜細亜大に入学が決まっていたものの挫折し、その後、中京学院大に入り直し、そのチームを大学日本一に導いた。プロでも最初は挫折から始まったかもしれないが、これから吉川選手の逆襲が始まる。
吉川尚、初1軍 日刊スポーツ紙面 2017/3/18
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