巨人はスタッフ会議を開き、1軍、2軍のキャンプメンバーを決定した。ルーキーでは、ドラフト5位の岡田悠希外野手が1軍キャンプスタートとなった。
投手はルーキー0人
巨人は昨年、ドラフト1位の平内龍太投手と4位の伊藤優輔投手の大学、社会人出身の右腕2人を1軍キャンプスタートとしたが、シーズンでは結果を出せなかった。
昨年のドラフト会議でもドラフト1位で翁田大勢投手、2位で山田龍聖投手、3位で赤星優志投手と、大学・社会人の投手を獲得したものの、1軍キャンプには抜擢しなかった。今年は焦らせることなく、じっくりとスタートをさせる構えだ。
その中でドラフト5位の岡田悠希外野手が1軍キャンプスタートとなった。原監督は「脚力も準備できているようだし、彼とも昨日ちょっと話して、だらしないようだったら、原田監督に言いつけるということは言ってね」と、出身の龍谷大平安の原田監督の名前を出しながら、1軍キャンプでのアピールを期待した。
また元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチは「中堅どころも伸び悩んでいるところもあるし、刺激になっていいのかな」と、立岡選手、石川選手、重信選手、若林選手、北村選手の刺激になるとした。
岡田選手も「プロに入ったからには誰にも負けたくない。とにかく打撃を磨いてアピールしたい」とやる気を見せていた。
巨人は主力のS班の外野手として丸選手、1軍にはこの岡田選手と松原選手、2軍に石川選手、立岡選手、八百板選手と育成ドラフト1位ルーキーの鈴木大和選手、そして3軍に梶谷選手、重信選手などという振り分けとなった。
シーズン終盤には梶谷選手などが上がってくることが予想されるが、岡田選手が開幕1軍まで残っていけるか、紅白戦、キャンプでの打撃やプレーが注目される。



原監督も「脚力も準備できているようだし、彼とも昨日(20日)ちょっと話して『だらしないようだったら、原田監督に言いつける』ということは言ってね(笑い)」と、岡田の母校・龍谷大平安高の原田英彦監督の名前を引き合いに出し、激励したことを明かした。
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