田中正義投手が初の対外試合で152キロ記録

福岡ソフトバンクルーキーニュース

昨年のドラフトで5球団が競合した田中正義投手が初の対外試合での登板を果たし、152キロの速球で1回を無失点に抑えた。

1K3者凡退

福岡ソフトバンク3軍はこの日、都市対抗にも出場する西部ガスと交流試合を行い、5回から2番手として田中正義投手が登板した。田中投手は最速152キロのストレートでしっかりと3人で抑え、1三振も奪った。

試合が行われた筑後第二球場の球速表示では最速は144キロだった。しかしこの球場は極端に球速が出にくいらしく、球団のスピードガンでは150キロを連発していたという。田中投手は「無事に投げられて体も大丈夫。安心というかこれで第一歩を踏み出せたかな」と話した。

昨年春の右肩痛から、今年に入っても調子が良くない状態で、キャンプでは1軍スタートになったものの、ファームで調整を続けていた。肩の不安だったり、フォームをいじって球速が出なくなったというような事もある中で、まずはしっかりと投げられ、ある程度満足のいくストレートを投げられたことは良かった。

大学2,3年時のピッチングをできれば、間違いなくプロでもトップクラスのピッチングができる。今後は、30日からの2軍の関西遠征に合流し初の2軍戦での登板となりそうだ。シーズン中に1軍で投げられれば、そのピッチングで5球団1位競合の投手のすごさを見せてくれるだろう。

2017年ルーキーの活躍・成績一覧

正義大きな一歩、13球152キロ1回ピシャリ 西日本スポーツ紙面 2017/6/24
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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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