福岡ソフトバンクが、2月1日から宮崎と筑後で行う俊くキャンプメンバーの振り分けを発表し、ルーキーではドラフト2位の大津亮介投手とドラフト5位の松本晴投手が1軍にあたるA組キャンプスタートとなった。
投手22人がA組
A組スタートとなったドラフト2位の大津亮介投手は、新人合同自主トレで5度のブルペン入りをするなどアピールをしていた。キャンプに向けて「張り切り過ぎずに、飛ばし過ぎず、自分らしい調整を」とマイペースを維持しながらも、「柳田さんとか一流の打者に、どんな投手が怖いか、どういうボールが打ちづらいかとか聞いて参考にしたい」と話した。
また、「先発で勝負したい」と話し、「制球力重視のピッチングで。ホークスにはスピードが速い投手が多いけど、自分はコントロールの部分で戦力になりたい」と制球力を生かした投球で開幕1軍入りを目指す事を誓った。
ただし、A組キャンプは厳しいものになる。A組は全体で44人が参加するが、そのうち投手は22人となっており、昨年の12人から大幅に増えた。藤本監督も「今季のホークスの課題は先発投手の確立です。千賀が抜けて12~15人くらいいるかな。横一線から誰が抜け出すか。誰がどれだけやるか、凄い楽しみです」と、千賀投手の抜けた穴を埋めるために、厳しいサバイバルになることを宣言した。
ルーキー2投手については、「見たい先発枠」と斉藤和巳投手コーチが直訴して1軍スタートとなったという。藤本監督も「2月1日から若手、ベテランみんな同じ投手練習ですよ。差は出るが、みんな、ある程度やってくれているので」と話す。2人のルーキーがこの中で目立つアピールをすることができるか、注目したい。



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