埼玉西武ドラフト1位・今井達也投手が帰京

埼玉西武ルーキーニュース

1軍キャンプスタートとなり、初日からブルペン入りをしていた埼玉西武のドラフト1位ルーキー・今井達也投手だったが、肩の張りが2日間引かず、帰京して病院で検査を受ける事になった。

1軍キャンプスタート

今井達也投手は新人合同自主トレでも1月15日に、ドラフト1位ルーキーの中で一番最初にブルペン投球を行った。そして開幕1軍キャンプスタートが決定すると、キャンプでも初日からブルペン入りした。背番号11を背負い、1番にこだわっていたフシがある。

しかしその初日のブルペンの29球により、翌日に肩に張りがあることを訴え、そしてこの日も張りが残り2日連続のノースロー、今井投手の将来のことを考え首脳陣がストップをかけ、帰京させて病院で検査を受けさせることとなった。キャンプ離脱もルーキー1番となってしまった。

対応に疑問

埼玉西武は2015年にドラフト1位ルーキーだった高橋光成投手は2軍キャンプスタートとし、昨年も大学卒ながらドラフト1位の多和田真三郎投手も、大学4年時の肩の故障を考慮して2軍スタートとしていた。今井投手も同じように2軍からと思ったが、1軍スタートとなっていた。

昨年甲子園で優勝した実力があるとはいえ、夏の甲子園優勝投手はやはり投球数が多くダメージがある。今井投手はU18でもエースとして投げており、昨秋の国体では登板したものの2回6失点と影響が残っているように感じられた。

少し話しが逸れるが、昨年、駒澤大に入学した中京大中京出身の上野翔太郎投手も大学1年目から期待されたものの、夏の甲子園とU18代表の投球の影響が残り、入学時は投げられない状態だったという。もちろん斎藤佑樹投手や吉永健太朗投手など夏の甲子園で優勝しながらも大学1年目から大活躍を見せた投手もいるが、斎藤投手も吉永投手も大学1年時が一番よい状態だったと思われる事から、次の年は特に慎重さが必要だと思う。

この日、辻監督は「高卒ルーキーだし、急ぐ必要はない」と話したが、それならばなぜ1軍キャンプに呼んだのか、あくまで結果論だが高橋投手、多和田投手とは対応が違っただけに疑問に残る。

1軍キャンプを離脱したという事は今井投手にもやはりショックとして残るだろう。しかしこれを良いブレーキと考えて、一番乗りを目指すのではなく、一番勝てる投手を目指して欲しい。

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右肩の張りを訴えて2日からはノースロー調整を続けていた。球団によると、受診後は高知・春野で行われているB班(2軍)に合流する予定。

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