埼玉西武ドラフト5位ルーキー・平井克典投手に他球団警戒

埼玉西武ルーキーニュース

埼玉西武のドラフト5位ルーキー・平井克典投手がブルペンで投げ込みをすると、視察していた他球団のスコアラーがチェックをし始めた。

サイドハンドで成長

平井投手は飛龍高校から愛知産業大と野球を続けているが、目立った成績は残していなかった。それでも180cmの右腕で140キロ中盤を投げる力が認められHonda鈴鹿に入る。しかしそこでも1年目は結果を残せず、平井投手は首脳陣から発破をかけられサイドスローに転向した。

そして2年目となった2016年の都市対抗で、初戦のJFE西日本戦で9回途中まで4安打6奪三振1失点で勝利投手となると、2回戦の王子戦も9回途中までを5安打10奪三振無失点に抑えて勝利し、ベスト16進出に貢献した。その投球がスカウトの目に留まり、埼玉西武がドラフト5位で指名している。

この日はブルペンで56球を投げると、やや上にあがったフォームからスライダー、カットボール、チェンジアップ、シュートを低めに集め、千葉ロッテ・八島祥司スコアラーは、「ギュッと曲がる球があって面白い」と話すと、東北楽天・関口伊織スコアラーも「低めのゾーンで球が右に左に動く。ゴロを打たせる感じ。左打者も苦にしなさそうだし、ロングもできそう」とバッターが打ちにくい投手と評価し警戒感を強めた。

「指名がなかったら野球をやめていたと思う」と話す平井投手、1軍で十亀投手のようにいきなり実績をあげて欲しい。

2017年ルーキーの活躍・成績一覧

ロッテ・八島祥司スコアラー「ギュッと曲がる球があって面白い」

 楽天・関口伊織スコアラー「低めのゾーンで球が右に左に動く。ゴロを打たせる感じ。左打者も苦にしなさそうだし、ロング(リリーフ)もできそう」

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