埼玉西武のドラフト1位ルーキー・武内夏暉投手がブルペンで登板し、視察した西武の渡辺GMや潮崎編成ディレクター、そして一緒に視察したメジャーリーグのスカウトも絶賛した。
3度目
武内夏暉投手は1月17日にブルペン入りをしており、この日は3度目の投球となるが、初めて捕手を座らせて38球を投げた。「変わらず順調。練習は万全です」と話し、順調に仕上げている。
この日は変化球も交えての投球だったが、ツーシームが縦に沈む軌道で、古賀ブルペン捕手も「真っすぐの軌道で来て手元でビュッと落ちる感じ。スピードもありました」と驚きを見せると、武内投手も「武器の一つ。カウントも取れますし、空振りも取れます」と話した。
この日は渡辺GMや潮崎編成ディレクターが視察、潮崎氏は「武内は近年で一番いい投手ではないでしょうか」と話し、「高橋光成が入ってきたころは体の線も細く、まだこれからといった感じでしたが、武内は体も出来上がった状態です。隅田も地方の大学リーグの出身で経験が豊富なわけではなかったけど、武内は東都大学リーグ出身。非常にレベルの高い環境で揉まれているだけあり、バッターの様子を見ながら押したり引いたりする投球術をすでに身につけています」と実戦的な投球ができると評価した。
またこの日は球団名非公表としてメジャーリーグのスカウトが視察した。「さすが3球団が競合した投手。素晴らしい。スネルのようなタイプ」と話し、サイヤング賞2度受賞で昨年MLBで14勝を挙げた投手に近いと評価した。
急成長でドラフト1位3球団競合に上り詰めた投手、まだその勢いは止まっていないようだ。どこまで成長してシーズンインするのか注目したい。







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