千葉ロッテ、田中英祐投手が背筋力で驚異的な数値を記録

千葉ロッテルーキーニュース

 千葉ロッテにドラフト2位・田中英祐投手が体力でも驚異的な数字を残した。

昨年の石川歩投手を上回る

 千葉ロッテの田中英祐投手は、体力面でも抜群の素質を持っていた。この日は千葉ロッテの新人が、国立スポーツ科学センターの協力の元で体力測定を行ったが、田中英祐投手は背筋力で475Nmを記録、昨年のドラフト1位で10勝を挙げた石川歩投手の419Nm、またオリンピックに出場する選手など各種競技のトップ選手の平均値の389Nmを大きく上回った。

 小学校まで器械体操をしていたという田中選手、頭脳だけでなく体も一流のアスリートの力を持っていた。この結果について千葉ロッテの落合1軍投手コーチは、「疲れてくると背中が丸まりやすいが、背筋が強いと、フォームが安定する。」と話すと、楠1軍トレーニングコーチも「この数値は抜けている。背筋力がある選手は速い球を投げる、遠くへ投げる力があるということ。」と分析していた。

 首脳陣からは投球フォームの肘や体の柔らかさを評価され、埼玉西武の岸投手と比較されている。持久力もあり、大学4年間で投げまくったものの故障をしていない。そしてこのパワーや頭脳が加われば、将来は非常に楽しみだ。

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 一番驚いたのは1メートル80、75キロの田中だった。国立スポーツ科学センターの協力のもと、球団が独自の検査基準によって算出した背筋力の数値は、475ニュートンメートル(Nm)。419Nmだった昨年の石川(新人王)を大きく上回り、計測を開始した11年以降で投手では1位となった。

 球団によると、各種競技のトップ選手の平均値は389Nmという。「特別に背筋を鍛えてきたつもりはない。小学5年まで器械体操をしていたので、そのおかげかもしれない。いずれにしてもいい数値が出たことはうれしい」と田中は笑みをこぼした。

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