ヤクルトドラフト2位・星知弥投手が151キロで2回1安打3奪三振

東京ヤクルトルーキーニュース

東京ヤクルトのドラフト2位ルーキー・星知弥投手が、この日の福岡ソフトバンクとのオープン戦でついに実戦初登板し、151キロを計測した速球で2回1安打3奪三振の好投を見せた。

柳田選手を空振り三振

星知弥投手はソフトバンクとのオープン戦で6回から登板すると、いきなり柳田選手を打席に迎える。初球は149キロの速球、2球目は148キロの速球で押す。そして3球目の148キロは真ん中高めの力のある球で、柳田選手のフルスイングにも勝り、ライトフライに抑えた。

続く吉村選手にも148キロ速球で抑えると、中村晃選手には150キロ速球で追い込むと、3球目は151キロの速球で空振り三振を奪った。7回も力のある高めの速球で2つの三振を奪い、2回1安打3奪三振無失点の見事な投球だった。

開幕1軍へ

 「真っすぐで空振りが取れたし、最後もよくなって、直球で押せるとわかった。それが持ち味だし投球スタイル」と話す星投手、この日は短いイニングで思い切り投げて抑えた。

大学時代は最速154キロを記録しているが、速球を投げても相手バッターにしっかりと振られ、痛打を浴びていた。しかし昨年秋の明治神宮大会ではその速球でしっかりと抑えられる投手になった。プロの打者との対戦でどんなピッチングになるのか注目されたが、球の強さが十分通用するものと分かった。

しかし、「ここ一番での変化球の精度が低すぎる」と反省もしている。2回で打者7人に対して41球を投げた。バッターが今後状態を上げてくれば、速球だけで抑えるのはだんだん厳しくなる。またもし先発として投げるのであれば、これだけ思い切り投げるのは難しいので、制球や変化球が、1軍で投げられるかどうかのカギとなる。

エースの石川投手について星投手は、「あのコントロールとシンカーの精度はすごい」と話す。プロで長い間投げられる投手になるため、これからどんな投手になっていくのか楽しみな投手だ。

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 「真っすぐで空振りが取れたし、最後もよくなって、直球で押せるとわかった。それが持ち味だし、投球スタイル」

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