147キロ右腕、東北学院大・鈴木遼太郎投手の成長に期待

大学野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

仙台六大学の東北学院大のエースを期待されている投手がいる。鈴木遼太郎投手は183cmの身長から最速147キロの速球を投げ、さらにこの春の成長が期待されている。

最速147キロ右腕

鈴木遼太郎投手は石巻西高校出身の投手で、2年生秋に3勝3敗の成績を残すと、昨年春は5勝2敗、防御率1.16の成績で、69回1/3を投げて63奪三振を記録、制球力もよく、スライダーで三振を奪うピッチングで急成長を見せた。秋はチーム内の不祥事により5月から3か月間活動を停止した事もあったが、鈴木投手は3勝3敗とまずまずの結果を残した。

昨年秋に147キロを記録したが、このオフは「本田さんもこの時期にやって伸びたなと思った」と、2015年のドラフトで埼玉西武に6位指名された本田圭佑選手の姿を追い、本格的なウェートトレーニングを開始した。そして「力を入れなくても球がいく」と効果が見られているという。

本田投手は4年時に春に3勝2敗、秋に4勝2敗の成績を残し、安定したピッチングを評価されてドラフトで指名された。鈴木投手がこれ以上のピッチングを見せれば、ドラフト中位から上位に入ってくる可能性もある。

仙台大の馬場皐輔投手と共に注目投手になるかもしれない。

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2学年上の先輩の後を追う。「本田さんもこの時期にやって伸びたなと思った」(鈴木)と、冬場に本格的なウェートトレを導入。週3~4回、基礎体力や体幹などを強化した。鈴木も「力を入れなくても球がいく」と手応え。

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