侍ジャパン21U平田監督、松井裕樹投手や創価大・田中正義投手に注目

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 侍ジャパン21Uの監督に就任した平田監督が、東北楽天の松井裕樹投手について「いいものを持っている」と話し、21U代表のエース格として注目しているようだ。

大谷、藤浪はTOPチームも

 侍ジャパン21Uは11月7日から台湾で行われる第1回21Uワールドカップに出場する。21歳以下の選手としては、プロ1軍で活躍する北海道日本ハムの大谷翔平投手や、阪神の藤浪晋太郎投手がエースとして期待されていたが、11月12日から行われる日米野球に侍ジャパンのTOPチームが出場し、二人はそちらに呼ばれる可能性が高くなった。

 そこで期待されているのが、侍ジャパン18Uで1年下の代のエースとして準優勝をしている松井裕樹投手。プロではまだ勝利できていないが、平田監督も注目をしておりエースとして指名される可能性は高い。

 

その他の投手の候補

 その他のエース候補としては20歳の北海道日本ハムの上沢直之投手、中日の浜田達郎投手や東北楽天の森雄大投手が挙げられ、さらにオーバーエイジとして広島の大瀬良大地投手や埼玉西武の菊池雄星投手なども、TOPチームから外れた場合には候補になる。

 さらに平田監督は、創価大の154km/h右腕・田中正義投手について、「すごいボールを投げているみたいだね。是非見てみたい」と招集を示唆している。

 先発の柱や抑えの切り札として活躍する事になりそうだが、田中投手は大学日本代表でも7月11日からのハーレム大会に出場する。大学野球選手権でもかなり疲労を見せていたが、急にあちこちからひっぱりだこになって状態を崩さないか心配もでてくる。

 アマチュアからは昨年の甲子園で高い評価をされ、東京ガスに進んだ山岡泰輔投手(瀬戸内高校出身)も名前が挙がっている。

 

スポニチの予想候補選手

 スポーツニッポンでは予想候補選手を挙げている。捕手は横浜DeNAの高城俊人選手、埼玉西武・森友哉選手、内野手では中日の高橋周平選手や阪神の北條史也選手、そして大活躍を見せている東京ヤクルトの山田哲人選手もオーバーエイジとして名前が挙がる。

 外野手では北海道日本ハムの石川慎吾選手や横浜DeNAの乙坂智選手、大学から谷田成吾選手の名前も挙がる。

守備選手名年齢所属
投手千賀滉大21福岡ソフトバンク
上沢直之21北海道日本ハム
今村信貴20巨人
北方悠誠20横浜DeNA
浜田達郎19中日
森雄大19東北楽天
松井裕樹18東北楽天
横山雄哉20新日鐵住金鹿島
上原健太20明治大
田中正義19創価大
加藤拓也19慶応義塾大
山岡泰輔18東京ガス
菊池雄星23★埼玉西武
大瀬良大地23★広島
捕手高城俊人21横浜DeNA
森友哉18埼玉西武
梅野隆太郎23★阪神
内野手近藤健介20北海道日本ハム
高橋周平20中日
北條史也19阪神
今宮健太22★福岡ソフトバンク
山田哲人21★東京ヤクルト
外野手駿太21オリックス
石川慎吾21北海道日本ハム
乙坂智20横浜DeNA
関根大気19横浜DeNA
谷田成吾21慶応義塾大

 大黒柱になり得るのは大谷(日本ハム)と藤浪(阪神)だが、そろって同時期に開催される日米野球(11月12~18日)に出場するトップチームの小久保ジャパンに入る可能性が高く、平田監督は「松井裕はいいものを持っている。まだ勝っていないけど、今のままでは終わらないでしょう」とエース候補として楽天の高卒左腕に期待した。

 松井裕はここまで0勝4敗。制球難に苦しみ、プロ初勝利を挙げていない。それでも平田監督は素材を高く評価し、今後の活躍を見込んでいる。松井裕は桐光学園3年時の昨年、18Uワールドカップ(台湾)に日本代表のエースとして出場し、準優勝に貢献。「日本代表は最高のメンバー。目標としてやっていきたい」と話しており、その舞台も同じ台湾とあって前回の経験も生きてくる。

 「凄いボールを投げているみたいだね。あれだけのスピードが出るのなら、ぜひ見てみたい」。田中は6月の大学選手権で全国デビュー。最速154キロをマークし、準優勝に貢献。ハーレム国際大会(7月11~20日・オランダ)に臨む大学日本代表メンバーにも入った。社会人の有力候補は東京ガスの右腕・山岡らが挙がっている。

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