日大東北・大和田啓亮投手、148km/h右腕が最後の夏に

大和田啓亮, 日大東北

 福島県は聖光学院が夏は7年連続で甲子園に出場している。打倒聖光学院の一番手として注目されるのが日大東北と言われ、148km/hのプロ注目投手・大和田啓亮投手が最後の夏に甲子園出場を狙う。

県内連勝記録を止める

 昨年秋の福島大会準決勝で聖光学院の県内連勝記録が95でストップした。記録を止めたのは日大東北・大和田啓亮投手だった。大和田投手は8安打を許しながらも145km/hの速球とチェンジアップでタイミングを外し、5-1で勝利した。

 しかしまだまだ悔しさの方が多い。その前の夏の大会では決勝戦で聖光学院と対戦し、6回から登板した大和田投手は9回に同点に追い付かれると、延長となった10回に四球を与えて降板しサヨナラで敗れた。

 また今春も7安打で完投したものの5失点して敗れた。王者を下すにはまだ成長が必要のようだ。

 

プロ注目

 174cm68kgと身体は小さいものの、2年生で147km/hを投げ、この春は148km/hを記録している。プロのスカウトも「ポテンシャルが高い」と身体能力の高さに注目している。

 春の東北大会では日大山形戦で5回途中まで8安打を許して10失点でKOされ、評価はやや揺らいでいる。

 最後の夏に王者を倒して甲子園に出場し、ストレートの威力を見せてアピールしたい。

 

  昨夏は背番号10ながら全試合に投げ、決勝でも6回途中から登板。甲子園にあと一歩と迫りながら、9回2死二、三塁から痛恨の同点適時打を浴びた。延長10回に制球を乱して降板し、試合も4―5でサヨナラ負け。「先輩たちの夏を終わらせてしまった。1球の重みを味わった」(大和田)。チームメートは嫌がるなか、この試合の映像を何度も見ては悔しさを胸に刻んだ。

 最大の武器は今春自己最速の148キロをマークした威力のある直球だ。昨秋は真っ向勝負で抑えた聖光打線に、春は好機を確実に得点へとつながれた。続く東北大会は初戦(2回戦)で日大山形に、高めに浮いた球を痛打されて5回途中8安打10失点KO。「まだ通用しないことが分かった」と反省した。


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