侍ジャパン21Uが全勝で台湾との決勝へ、仙台大3年生・熊原健人投手が150km/h好投

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 IBAF21Uワールドカップを戦う侍ジャパン21U代表は、2次リーグ最終戦となる台湾戦に6-2で勝利し、1位で決勝戦に出場する。日本、台湾共に大学生投手が登板するなど、決勝に向けて手の内を見せない投手起用となった。

大学生が登板

 台湾の先発は大学生の劉投手、カーショウのフォームを参考にしたというフォームだが球速は140km/h前後と、侍ジャパンの打者は初回からチャンスを作った。しかしそこで得点を奪えず、劉投手に5回を3安打3四死球で無失点と好投を許した。

 日本も巨人の平良拳太郎投手が持ち前の左右に動く球で好投を見せ3回を1安打無失点に抑えた。しかし4回から日本も大学生投手をマウンドに送ったが、立命大の桜井俊貴投手が四球と連打で2失点をしてしまう。それでも監督・コーチが「自分の投球をすればいい」と話すと5回、6回はノーヒットに抑え立ち直りをみせた。

 7回には仙台大の152km/h右腕で来年のドラフト上位候補の熊原健人投手が登板すると、ダイナミックなフォームから150km/hの速球を投げ、空振りはなかなか奪えなかったが詰まらせて三者凡退に抑えた。

 

勝利

 日本はその後、台湾の交代した投手からヒットや相手エラーで6点を奪い、最後は東京ガスの山岡泰輔投手が3人で締めて6-2で勝利した。既に日本、台湾とも決勝進出を決めており勝利は必要無かったが、守備力の差で日本が上回ったように見えた。

 決勝の台湾戦は今日行われる。侍ジャパンは東北楽天の森雄大投手が先発を任される。また、好投を見せている巨人の田口麗斗投手、阪神のドラフト1位・横山雄哉投手も待機する。3人の左腕投手の他にもチェコ戦でパーフェクト投球を見せた中村勝投手、一昨日の韓国戦で7回無失点の上沢直之投手も待機する。

 総力戦で侍ジャパン初の優勝を目指す。

 2番手で4回を3安打2失点。登板直後の0―0の4回にいきなり2点を先制されたが、平田監督から「自分のピッチングをしないと」と助言され、力みが取れて残り3イニングを無失点に抑えた。この日は当初、左腕・森が先発予定だったが、前日に決勝進出が決まったことで平良に変更となり、3回無失点で降板した。

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