侍ジャパン社会人代表、中国に11-0で勝利

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 侍ジャパン社会人代表はアジア大会の中国戦で初戦を迎え、11-0で勝利した。4投手の完封とベテラン打者の活躍で勢いに乗った。

4投手で完封

 この日はトヨタ自動車のベテラン・佐竹功年投手が先発すると、3回で3安打2四球と内容はあまり良くない感じだったが、それでもさすがの投球で3回を無失点に抑えた。2番手でもJFE東日本のベテラン・幸松司投手が登板し、こちらは2回1安打3奪三振に抑えた。

 6回にはセガサミーのルーキーで、上武大で全国制覇をしたエースの横田哲投手が登板し1回を1安打2奪三振、7回は日本通運の井口拓皓投手が1回ノーヒット2奪三振で完璧に抑えた。

 日本通運の井口投手は社会人屈指の安定感を誇る投手で、ドラフト会議では指名の可能性がある。

 

打者は明暗も

 打線では1番のJX-ENEOSの石川駿選手、3番に東京ガスの遠藤一星選手、7番に日本新薬の倉本寿彦選手といったドラフト注目選手が入ったが、石川選手はノーヒット2三振、倉本選手もノーヒットとてこずった。それでも倉本選手は1打点を挙げている。

 遠藤選手は4打数2安打1打点と成績を残し、試合終盤にはショートも守った。社会人野手では倉本寿彦選手は阪神などが指名をめざすなど今年のドラフト会議での指名は確実とみられる。また、遠藤一星選手は打力も足もあり、ポジションが見えにくいものの注目選手の一人。

 

 侍ジャパン社会人代表は今日はパキスタン、25日はモンゴルと対戦し、27日の準決勝、28日の決勝(3位決定戦)に向かう。別のリーグからはプロ主体で参加している台湾、韓国が出てくる事が確実とみられる。投手では好調の三菱重工神戸・守安玲緒投手やJR東日本の関谷亮太投手、新日鐵住金かずさマジックの加藤貴之投手が控えている。

 侍ジャパンは18U代表が決勝で韓国に敗れた。相手がプロ主体とはいえ、社会人代表にリベンジを果たしてほしい。

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