アジア選手権を戦う侍ジャパン社会人代表は、この日スーパーラウンドで韓国と対戦、7回まで0-0の接戦となったが、谷川昌希投手の力投と神里和毅選手などのタイムリーで3-0で勝利した。
3-0で勝利
侍ジャパンは7回までわずか1安打に抑えられていたが、0-0で迎えた8回、6番DHの大城卓三選手が四球を選ぶと相手バッテリーのミスでセカンドまで進み、7番の伊礼翼選手のライト前ヒットで代走に出ていた福田周平選手がホームインした。
侍ジャパンは畳みかけるように代打・神里和毅選手を打席におくると、きっちりとタイムリーヒットで2点目、そして9番・北村祥治選手のタイムリー2ベースヒットも出てこの回3点を奪った。
投げては九州三菱自動車の谷川昌希投手が先発すると、鋭いスライダーと伸びのある速球で8回まで6安打11奪三振無失点の好投、9回はベテラン佐竹功年投手が締めた。
ドラフト注目候補では、1番セカンドで出場した田中俊太選手が3打数ノーヒット1四球、3番ショートで出場した藤岡裕大選手、5番ライトで出場した菅野剛士選手もノーヒット、6番DHの大城卓三選手は2打数ノーヒットも貴重な四球での出塁が光った。
来年のドラフト候補・笹川晃平選手が4番レフトで出場し、打撃では3打数ノーヒットだったものの、レフトの守備でキャッチャーへのダイレクト送球でセカンドからホームを狙ったランナーを刺した。笹川選手はU18代表時も外野からもレーザービームを見せており、変わらずの強肩を見せた。打撃でもしっかりと結果を残せれば、来年のドラフト候補として注目されるようになる。
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