日本通運に武田久投手加入、生田目翼投手は「いろんなこと聞きたい」

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昨年まで日本ハムでプレーしていた武田久投手が、復帰した日本通運で始動した。155キロの今年のドラフト候補・生田目翼投手は「いろんなことを聞きたいです」と話した。

生田目投手成長期待

武田久投手は日本通運から2002年のドラフト4位で日本ハムに入団し、15年間投げて167セーブを記録するなど抑えのエースとして活躍をした。昨年に日本ハムを退団すると39歳の今年は古巣・日本通運へ復帰し、この日、練習を開始した。

同社のグラウンドが改修中で、近くの草野球グランドでスタートすると、硬式球が使えない狭さでランニング中心の練習となった。選手権コーチとしてチームに参加をするが、「日通に違った空気を入れて、若い子たちにいい思いをしてもらいたい」と話し、都市対抗優勝を目指す。

コーチとしての役割も期待したい。日本通運には、大学時代に155キロの速球を投げて、田中正義投手とともに注目された生田目翼投手がいる。生田目投手は大学時代も粗さがある投手だったが、昨年は社会人1年目で都市対抗でリリーフなどで登板すると、決勝戦では制球を乱して失点、先日のウインターリーグでも同じように制球を乱す場面があった。

170cmの身長だが伸びのある速球とコントロールを武器に、プロでもリリーフを務めた武田投手は、生田目投手にとって非常に良い見本になると思う。「いろんな事を聞きたいです」と話した生田目投手、武田投手からいろいろ吸収できれば、秋はドラフト1位の声が高まってくることになる。

日本通運のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

チームは16年秋の日本選手権、昨夏の都市対抗野球でいずれも準優勝。「練習は選手と一緒にやるけど、選手が100というわけでもない。日通に違った空気を入れて、若い子たちにいい思いをしてもらいたい」。選手として、コーチとして、後輩たちを日本一に押し上げる覚悟だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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