東芝の148キロ右腕・岡野祐一郎投手「プロに行きたい」、初戦相手は因縁の笹川晃平選手

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東芝のエースで148キロ右腕の岡野祐一郎投手が、スポニチ大会で完封し、プロに行くことを誓った。初戦は東京ガスとの対戦となり、高校時代の因縁がある笹川晃平選手をまずは抑え込む。

プロへ行きたい

3月11日に開幕する東京スポニチ大会、社会人野球選手の開幕戦となる。そしてプロを目指す選手にとっての戦いの1年がまた始まる。

東芝の岡野祐一郎投手は180cmの身長から148キロの速球を記録、フォークボールなど変化球を織り交ぜる投球でプロ注目投手の一人。そして岡野選手はこの大会について「野球人生において大きな1年。シーズンの入りが大事なので、優勝を目指す」と意気込みを語った。そして「活躍した結果としてプロに行きたい」と、今年解禁となるドラフト会議での指名をかけて1年間を戦う事を宣言した。

岡野投手は聖光学院出身で、同世代には花巻東に大谷翔平選手や青森山田の京田陽太選手などが東北におり、「彼らがプロで活躍する姿は刺激になる。自分も絶対的なエースになりたい」と話した。

因縁の相手

この1年間の初戦の相手となったのは東京ガスだった。そしてそこには、同じく同世代でプロ注目の笹川晃平選手がいる。岡野選手には笹川選手に借りがある。2012年の夏の甲子園で浦和学院と対戦し、その試合で笹川選手にホームランを浴びている。

あれから6年、共に社会人野球の舞台でプロ入りを目指す。岡野投手は「対戦したら抑えたい」とリベンジを果たす。

この大会で球のキレやコントロールを見せることができれば、1年間スカウトが追い続ける投手になる。今のところは3位から5位くらいで指名があるかどうかという感覚だが、この投球次第で2位から3位という所が見えてくるかもしれない。

2018年度-社会人投手のドラフト候補リスト

シーズンの幕開けとなる大会。岡野は「野球人生において大きな一年。活躍した結果としてプロに行きたい。シーズンの入りが大事なので、優勝を目指す」と力強く話した。最速148キロの直球とフォークが武器の大卒2年目右腕は、今秋のドラフト上位候補だ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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