パナソニックの吉川峻平投手が8回途中無失点、阪神5人態勢、巨人もスカウト部長が視察

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JABA京都大会では、パナソニックの148キロ右腕・吉川峻平投手が登板した。この試合には11球団30人を超えるスカウトが訪れた。

7回2/3を無失点8奪三振

吉川峻平投手はこの日、JR西日本戦で先発をすると、序盤は制球が安定せず四球を出し、初回は3つの四球で1アウト満塁のピンチ、また2回も2アウト2塁とピンチを背負ったが、147キロの速球でサードのファウルフライに打ち取った。その後はスライダーや得意のカットボールを多く投げ、7回2/3を無失点に抑えた。奪った三振は8つだった。

吉川投手は「最後まで修正できなかった」と、制球を落ち着かせることはできなかったが、それでも粘り強く無失点に抑えたのはさすが、社会人投手として即戦力というところを見せた。

11球団30人以上のスカウトが視察

この日は阪神がスカウト5人態勢で視察し、巨人も岡崎スカウト部長などが視察、11球団30人のスカウトが押し寄せた。阪神・畑山チーフスカウトは「よくない割に要所を抑え、崩れることなく踏ん張った。カットボールを使って投球の幅も広がった。実績もあるしね」と評価した。

また巨人の岡崎スカウト部長は「トップクラス。投手では10人に入る」と、今年のドラフト候補投手の中で10人以内に入ると評価をした。

パナソニックは今年創業100周年を迎えるが、これまで結果を出せずにおり、梶原監督が4月11日に交代した。変わった北口監督は吉川投手について、「打たれても抑えるのがエース。どっしりしているし、たくましい。粘り強く投げてくれた」と話した。チームに緊張感が出ており、この日は2-0で勝利した。

吉川投手は「会社も100周年だし、自分もドラフト解禁年。ターニングポイントになる」と話し、プロ入りを見据えながらも、チームの100周年に結果を残すことを誓った。

2018年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

新生・パナソニックを引っ張ったのはエースの吉川だった。圧巻は2回2死二塁の場面。春原を内角高め147キロ直球で三邪飛に仕留めた。序盤こそ四球が目立ったものの、中盤からカットボールやスライダーを多めに配してスコアボードに0を並べた。入社2年目の今季。宝刀のシンカーだけには頼らない新境地を披露した。

ネット裏には11球団30人超のスカウトや編成担当が集結した。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトは「調子が良くない中、崩れることなく踏ん張った。カットボールを使って投球の幅も広がった」と評価した。会社は3月に創業100周年を迎えた。吉川は「会社も100周年だし、自分もドラフト解禁年。ターニングポイントになる」と先をにらむ。

「修正できなかった」と反省したが、最速147キロの直球を主体に攻めて本塁は踏ませなかった。スタンドでは11球団30人を超えるスカウトや編成担当が視察。5人で訪れた阪神・畑山チーフスカウトは「よくない割に要所を抑えた。実績もあるしね」と変わらぬ高評価を口にした。

今秋ドラフト上位候補の吉川峻平投手(関大=23)が先発。初回に3四死球がからみ1死満塁のピンチを招くも、無失点で切り抜けると中盤から持ち直し7回2/34安打無失点。「最初は目に見えて球が浮いて、最後まで修正しきれなかった」と反省したが、勝利に貢献した。

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