日本通運・生田目翼投手が8回2安打無失点、11球団視察し巨人が評価

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都市対抗南関東地区2次予選では、日本通運が第2代表で都市対抗本戦出場を決めた。155キロ右腕の生田目翼投手が8回2安打無失点の好投を見せた。

先発

生田目翼投手といえば155キロの速球が魅力だが、本来は変化球投手で、2015年の大学野球選手権で、チームを準優勝に導いたときの、左右の動く変化球で打たせて取るピッチングが真骨頂である。

その時の投球で注目されるようになり、また、同じ東京新リーグで同学年だった田中正義投手と比較されるようになって、最速155キロの球速がクローズアップされるようになった。故障の影響もあるかもしれないが、それで制球を悪くし、結果が出せない状態が続いていた。

しかし、6月2日の新日鐵住金かずさマジック戦では、社会人になって初完投し、しかも初完封で抑えると、この日は中2日で大事な第2代表決定戦に満を持して登場した。

この日は球速は150キロを記録したが、2015年のように、左右に動く変化球が冴え「疲れはあったけど、変化球でカウントが取れた。とにかく低めを心掛けた」と話し、低めに変化球を集めて打たせて取り、8回を2安打無失点と危なげない投球を見せた。

チームも初回に挙げた1点を守り、1-0で勝利し都市対抗本戦出場を決めた。生田目投手は「勝ててホッとしています」と話した。その姿はエースの姿だった。

11球団スカウト視察

この日は11球団のスカウトが視察に訪れ、巨人の井上チーフスカウトは「大人の投球ができていた。即戦力」と評価した。

153キロの球威があるHondaの齋藤友貴哉投手と同地区で、また比較して注目される選手がいるが、個人的にはこの二人が社会人トップ2と思っている。東洋大の甲斐野央投手、梅津晃大投手、上茶谷大河投手がドラフト1位トリオだとすると、齋藤投手と生田目投手はこの間に入ってくる投手だと思う。

プロ向きの気の強さがあり、インコースにもズバッと投げ込む。秋のドラフトでは非常に楽しみな選手となる。

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2日の第1代表決定戦準決勝で初完封し、中2日の先発。「疲れはあったが、とにかく低めを心掛けた」と最速は149キロも、丁寧に打たせて取った。9球団のスカウトが視察し、巨人の井上真二チーフスカウトは「大人の投球ができていた。即戦力」と評価した。

生田目8回0封 スポーツ報知紙面 2018/6/6

 

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