中日ドラフト3位・勝野昌慶投手が149球完封勝利

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社会人野球日本選手権の準決勝では、中日にドラフト3位で指名された三菱重工名古屋の勝野昌慶投手が東芝を完封し、決勝進出を決めた。

149球完封

勝野投手は初回に2つの四球を与え、2回には3つの四球を与えるなど、139球を投げてから中2日のマウンドに苦しんでいた。しかし、「立ち上がり、自分でピンチをつくって苦しいところもあったのですが、何とかゼロに抑えられてよかった」とこの2回を無失点に抑えると、しり上がりに調子を上げて行き、9回には149球を投げ切り、143キロの速球で最後のバッターを打ち取った。9回6安打5奪三振7四死球で完封した。

3回以降は2つの死球はあったものの四球は与えなかった。3回、5回には2本ずつヒットを許したが6回からは8回までは打たせて取る投球で抑えた。

佐伯監督は、「本調子ではなかったが、最後に置き土産をしようという強い気持ちが表れていた」と、プロにはばたく勝野投手の気迫を感じていた。決勝戦はJFE西日本との対戦となる。かなりの疲労があるものの勝野投手は、「体を休めて明日に備えたい」と話した。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧
2018年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

計7四死球。それでも、中日からドラフト指名を受けて社会人では最後の大会となるだけに、簡単に打たれるわけにはいかなかった。佐伯功監督は「最後に(優勝の)置き土産をしようという強い気持ちが表れていた」と粘り強く投げたエースをねぎらった。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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