今年のドラフト会議で、左腕投手NO.1と評価される、JFE西日本の河野竜生投手が、スポニチ大会初戦の東芝戦に先発して6回2失点、11球団のスカウトが視察に訪れた。
東京スポニチ大会
スポニチ大会の初戦、JFE西日本の河野竜生投手が先発をすると、140キロ中盤のストレートと90キロ台のスローカーブなどを織り交ぜた。初回と5回に1点を失ったものの、6回を投げて2失点、球速は6回に150キロを記録した。
この150キロの表示に河野投手は「打球じゃないですかね」と話し、センターフライに打ち取った打球の方にスピードガンが計測したのではないかと語ったが、ミットに収まった球でも147キロを記録しており、自己最速を更新した。
初回はチェンジアップとスライダーを打たれて1点を失うなど6回を投げて4安打2失点、三振は2つのみとまだ本来の調子ではなかった。それでも「いまの力は出せた」と、ドラフトイヤーとなる今年への手ごたえは感じた。
この試合には阪神が畑山統括スカウトなど3人で視察するなど、11球団のスカウトが投球を見守った。オリックスの古屋編成部副部長は「キレがいい。上位に入ってくる」と話した。
社会人投手ではNO.1左腕と評価され、また大学生ではまだ目立った左腕投手がいない事から、即戦力左腕としてNO.1と評価される。これから始まるJABAの戦線ではさらに良い投球を見せてくれるだろう。
自慢の直球でファウルにするなど、何度も打者を差し込んだ。果敢に内角を突いたと思えば、90~100キロ台のスローカーブも駆使する。緩急自在の投球に、オリックス・古屋編成部副部長は「キレがいい。(ドラフト)上位に入ってくる」と評価。
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