東芝・岡野祐一郎投手が完封、ドラフト指名漏れに「目標はプロ」

東芝, 岡野祐一郎

東芝はエースの岡野祐一郎投手が先発すると、9回を6安打無失点で完封勝利を挙げた。昨年はドラフト候補として注目されながらも指名漏れとなり、今年は「目標はプロ」と言い切る。

今後も結果を出していきたい

JFE西日本線で先発した東芝の岡野祐一郎投手は、初回に2アウト1,3塁のピンチをストレートで攻めて打ち取り切り抜けると、2回には2つの三振を奪うなど無失点を続ける。9回135球目にも146キロを記録するなどストレートの球威は衰えず、136球目で最後のバッターからこの日7つ目の三振を奪いゲームセット。9回6安打で完封勝利を挙げた。

ランナーを背負った回も多かったがそこから粘りを見せた。それでも、「ギアをチェンジして粘り切れた」と話し、完封勝利を喜んだ。「真っすぐで押せた。トレーニングの成果」とオフにトレーニングで球速を挙げた事にも手ごたえを見せていた。

この日は、JFE西日本でドラフト上位候補として注目される河野竜生投手と投げ合いとなり燃えた。岡野投手は昨年にドラフト候補として注目を浴びたものの、ドラフト会議ではまさかの指名漏れだった。その後、日本選手権でも指名された投手と比較しても、それより上の投球を見せており、その悔しさを表していた。

岡野投手は「自分の目標はプロ。今後も結果を出していきたい」と話し、今年のドラフト会議での指名を強く意識する。青学大で1年先輩の吉田正尚選手が侍ジャパンで活躍する姿を見て、同じ舞台に立つ事を目標とし、この日は11球団のスカウトの前で、素晴らしい投球を見せた。

ドラフト後の日本選手権の岡野投手の投球を見て、指名をしなかったことを後悔したスカウトもいるだろう。その思いを改めて強くした今年の初戦の投球だった。

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入社3年目。昨秋のドラフトは指名漏れしたが、プロを諦めた訳ではない。「自分の目標はプロ。今後も結果を出していきたい」。11球団スカウト陣が見守る中で、今秋のドラフト候補の左腕、河野に投げ勝った。刺激材料もある。青学大の1学年上だったオリックスの吉田正が侍ジャパンの強化試合、メキシコ戦で大活躍した。「正尚さん、凄い」と目を丸くした。

最終回にも146キロを計測するなど、常時140キロ台の直球が収穫だ。シーズンオフにはウエートトレで徹底的に鍛え上げ、パワーアップ。「真っすぐで押せた。トレーニングの成果」と充実の表情を浮かべた。


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