NTT西日本1年目・大江克哉投手が5球団スカウト前で好投

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都市対抗野球の近畿2次予選、NTT西日本vsミキハウスの試合で、NTT西日本の1年目・大江克哉投手が6回無失点の好投を見せた。

150キロ右腕

大江克哉選手は花園大出身で、大学時代は148キロの速球を投げており、リーグ戦では2年時から活躍を見せていた。昨年にドラフト候補として名前が挙げられていたものの、プロ志望をせずにNTT西日本に進んでいる。

そして社会人1年目で初の都市対抗予選、この日は2回戦のミキハウスとの試合で先発すると、ストレートは144キロも、チェンジアップとのコンビネーションで抑え、6回を投げて2塁を踏まさず無失点に抑える好投を見せた。「大事な試合というのはわかっていた。特別いいというわけではなかったけど、思い切っていこうと思っていました」と話した。

大江投手は「自分が第1号になるというつもりでやっている」と話し、まだプロ野球選手が出ていない花園大出身者の、初のプロ野球選手になると誓っている。今年は社会人1年目でドラフト会議の指名はないが、スタンドには5球団のスカウトが視察に訪れており、プロが注目する前で好投を見せた。体重も6kg増やして大きくなった所も見せている。

現在は体は大きくなったものの、チェンジアップ主体の投球でまずは社会人野球を体験している。そして来年、150キロの球速を上回る球をなげ、今のチェンジアップのキレで三振をバシバシ奪う姿を見せられれば、高い評価で花園大出身第1号のプロ野球選手という事になるだろう。

今年はとにかく、都市対抗本戦も経験しておきたい。大江投手の投球に注目しておきたい。

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過去にプロ野球選手を輩出していない京都・花園大から入社1年目の最速150キロ右腕。「チームの優勝が一番の目標」と話すが、「自分が(花園大出身者でプロ)第1号になるというつもりでやっている」と力強い。この日はプロ5球団が視察。「ランニングも、ウエートも本当によくやっている」と大原周作監督も認める練習ぶりでチーム合流前に比べ体重も6キロ増加し、下半身がさらにどっしりした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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