JR四国のルーキー・水野達稀選手がレジェンドからホームラン、2000年生まれ初

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都市対抗野球は、ルーキーの活躍が光った。JR四国の水野達稀選手は高校卒ルーキーで、都市対抗で2000年以降に生まれた選手の初ホームランとなった。

レジェンドからホームラン

JR四国の水野達稀選手は三菱重工神戸・高砂との試合で3回、1ボールからの2球目を振り抜くと、打球はライトスタンドに飛び込む痛烈なホームランを放った。

水野選手は昨年まで丸亀城西高校でプレーし、170cmと小柄だが長打力に優れ、また内野手としても動きの良さが光るドラフト候補として名前が挙がっていた。3年間でプロ入りすることを目指し、地元の社会人・JR四国に進むと、西武の源田選手を「あの守備を参考にしています。」と目標にして成長をしている。

この日はレジェンド・守安玲緒投手からのホームランを放った。水野選手は2000年7月30日生まれで18歳、都市対抗で2000生まれの選手が打った初ホームランとなった。「守安さんは以前対戦したときは全然打てなかった。だから絞らないと打てないと思って変化球を待っていました」とチェンジアップに絞ってのホームランだった。

高卒ルーキーを1番ショートに起用した山田監督も「金属から木製に変わっても対応しているし、結果を出してくれた。高卒なんて感じられない活躍をしてくれた」と話した。水野選手は4打数2安打1打点、ショートも守り、まずは幸先の良い社会人の全国大会デビューとなった。2021年のドラフト会議では、長打も打てるリードオフマン遊撃手として高い評価をうけてドラフト会議で指名されそうな気がする。

2021年度-社会人のドラフト候補リスト
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3年でプロに行きたいと入社した。遊撃を守り理想の選手は西武の源田。「あの守備を参考にしています。打撃は巨人の亀井選手です」と“いいとこ取り”を目指している。1番に起用した山田啓司監督(47)は「金属から木製に変わっても対応しているし、結果を出してくれた。高卒なんて感じられない活躍をしてくれた」と水野の成長に目を見張った。

香川・丸亀城西高で昨夏の甲子園大会に出場した。「レベルが高い野球がしたい」と地元の社会人に進み、木製バットへ対応も苦にせず「1番・遊撃」を確保した。チームは逆転負けし「強豪相手にリードしたことで油断があったかも」と肩を落とした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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