元千葉ロッテで侍ジャパン代表などでもプレーし、日本製鉄かずさマジックでコーチを務めていた渡辺俊介氏が監督に昇格する事がわかった。
都市対抗優勝目指す
日本製鉄かずさマジックは、鈴木秀範氏が2008年から監督を務め、2013年には日本選手権で優勝をしている。都市対抗も2013年にベスト4に勝ち上がった。
それ以降は都市対抗には出場をしているものの、なかなか勝ち上がるところまでいかずにいたが、元プロの松本啓二朗外野手や仲尾次オスカル投手などを加え、長南有航選手や松田進吾選手、村上英投手といったドラフト候補がいる。その中でも山本晃希投手は最速155キロの速球を投げ、来年のドラフト上位候補となっている。
渡辺俊介氏はかずさマジックの前身である新日鐵住金でプレーし、2000年のドラフト会議で千葉ロッテに4位で指名されると、アンダースローからの投球でプロで通算87勝を挙げ、また侍ジャパンのトップチームでも変則を活かして登板していた。その後、2013年のオフにメジャーのレッドソックスと契約したがメジャーでは目立った登板は無く、2015年に新日鐵住金かずさマジックのコーチに就任し、プレーヤー兼任となっていたが今年からコーチ専任となっていた。
渡辺監督は「野球人としての勝ち運を見込まれたのだと思う。チームが一つになって私の持っている勝ち運を使って、都市対抗、日本選手権の頂点に立ちたい」と話し、都市対抗・日本選手権の優勝を誓った。
まずは山本投手がいる中で初の都市対抗優勝を狙いたいのだが、来年はオリンピックがあるため、都市対抗はドラフト後の秋に行われる。そのため、まずは日本選手権で2度目の優勝を果たし、山本投手をプロへと送り出したい。
日本製鉄かずさマジックのドラフト候補選手の動画とみんなの評価
この日、千葉県内で行われた納会で報告された。渡辺新監督は「野球人としての勝ち運を見込まれたのだと思う。チームが一つになって私の持っている勝ち運を使って、都市対抗、日本選手権の頂点に立ちたい」と抱負を語った。
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