セガサミーで最速152キロの速球を投げプロ注目の右腕・森井絃斗投手が、広島2軍とのプロアマ交流戦に先発した。最速150キロを記録し、4回を投げて4安打1失点という内容だった。
4球団視察
宮崎の天福球場で行われたこのプロアマ交流戦には巨人、阪神など4球団のスカウトが視察に訪れた。
その目的は最速152キロを投げるセガサミーの森井絃斗投手だった。森井投手は先発をすると、最速150キロを記録、4回を投げて4安打を許したものの1失点と粘りを見せた。ヒットはいずれも詰まった当たりで、四球は1つだった。「下半身がうまく使えなかったが、調子がよくないなりに投げられた」と話した。
「今年は6~7割の力でバランスよく投げて148~150キロを出すのがテーマ。それができてきている」と話し、やや力を抜きながらも150キロを記録したことに手ごたえを感じ、またスライダーなどの制球についても納得の表情を見せた。
今年からセガサミーの監督に就任した元広島の西田真二監督は、「スカウトをかなり意識していた。これからもっとよくなると思う」と話し、スカウトの前でまずまずの投球だったと話した。
今年の社会人投手では、トヨタ自動車の栗林良吏投手がまず名前が挙がるが、森井投手は栗林投手と並ぶくらいストレートの強さが評価されている。高校時代に板野高校で150キロを投げたインパクトがあり、あれから3年、ドラフト上位候補として注目される。
阪神、巨人など4球団のスカウトが視察した。ヒットはいずれも詰まった打球。150キロマークは1球だったが、スライダーなど変化球の制球には手応えありで「下半身がうまく使えなかったが、調子がよくないなりに投げられた」とアピールした。
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