トヨタ自動車・栗林良吏投手、阪神・畑山統括スカウト「順調にいけば上位」

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スポニチではドラフト候補を、動画と連携して紹介している。この日は最速153キロを投げる社会人NO.1右腕・栗林良吏投手。

社会人に入って、プロに行きたいという気持ちが強くなった

栗林良吏選手は178cm80kgの右腕で最速153キロの速球を投げる。愛知黎明時代は主にショートでプレーをしていたが、名城大に進学すると投手に本格的に挑戦し、150キロを超すストレートを投げ、愛知リーグでは通算32勝を挙げ、ドラフト会議前には12球団が指名候補に挙げる投手となった。

しかし、プロ志望届を提出したものの、トヨタ自動車から内定ももらっており、ドラフト2位以内ならばプロへ、3位以下ならばトヨタ自動車に進むことをプロ側に伝えていた。大学時代は、リーグ戦では高い実力を見せたものの、明治神宮大会など全国大会では結果を残せない場面も見られ、2018年は根尾、藤原、小園、辰己、近本といった野手の評価が高く、甲斐野、松本航、上茶谷と大学生投手も豊富だったこともあり、2位以内での指名は無く、トヨタ自動車へと進んだ。

そしてトヨタ自動車でその力に磨きがかかる。都市対抗では2回戦・三菱自動車岡崎戦に先発して7回途中まで7奪三振、決勝のJFE東日本戦でも先発に抜てきされた。その試合は3回2失点で降板したが、秋の日本選手権では初戦のマツゲン箕島硬式野球部戦での13奪三振完封、中2日で先発した2回戦・三菱日立パワーシステムズ戦でも6回無失点と好投を見せた。

また冬のアジア・ウインターリーグでも社会人野球代表として出場し、主にリリーフで登板して6試合14回1/3を投げ、1勝0敗4S、防御率0.63を記録、25奪三振で奪三振率15.00という内容、特にNPBの2チームに対して3試合に登板し、チームを優勝に導いた。

悔しいドラフト指名漏れをしたものの、「一番は働く、お金を稼ぐ大変さというのを学べたことは、社会人に来てよかったと思います。大学の頃は、すごく行きたいという気持ちは強くなかったのですが、社会人に入ってからはプロに行きたいという気持ちが強くなってきているので、これをモチベーションにして今年1年、やりたいと思っています」と話す。

153キロ

栗林投手は大学時代は、球速は140キロ後半を投げても、どちらかというと変化球の割合が多い投手だった。しかし社会人で最速は153キロとなり、また回転数も平均2400~2500回転と、NPB平均の約2200回点を上回る。

変化球も磨き、大学時代に多投していたスライダーを封印し、カーブを多く投げるようになった。ストレートとの球速と軌跡の違いを有効に使い、カウントを取るだけでなく、決め球としても使える球となると、カットボールや得意のフォークボールも活かせるようになった。

元々ショートを守っていたこともあり、フィールディングもうまく、阪神の畑山アマスカウト統括も「150キロを投げる力があるし、スタミナもある。即戦力として評価できる。順調にいけば上位候補でしょう。面白い素材。しっかり見て行くことになる」と評価する。

社会人NO.1右腕に成長した栗林投手の、おそらくアマチュア最後となる今年のピッチングを見たい。

2020年度-社会人投手のドラフト候補リスト

投球だけではない。元遊撃手とあって、マウンド周りの動きも軽快。意外と見落とされがちな守備力も兼ね備えており、すぐに試合で使える投手だ。だから昨秋の日本選手権を視察した阪神・畑山俊二アマスカウト統括も「150キロを投げる力があるし、スタミナもある。即戦力として評価できる。順調にいけば上位候補でしょう。面白い素材。しっかり見て行くことになる」と高く評価していた。

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