西濃運輸はこの日、東海理化とオープン戦を行い、プロ注目の岩城駿也選手が4番DHで出場した。
ドラフト解禁
岩城駿也選手は、九産大時代に大学野球選手権で高いアベレージを残し、リーグ戦ではホームランを量産するなど打撃で注目された。4年春季リーグでは7本塁打、打率.469と打ちまくったものの、プロ志望を提出して指名をまったドラフト会議で名前は呼ばれなかった。
西濃運輸に進んだ岩城選手は今年、ドラフト解禁となる2年目を迎えた。春からアピールをしたかったが新型コロナウイルスの影響で主な公式戦が中止となり、日本選手権も中止となった。悔しさはあるだろうがそれでも「自分を見つめ直す時間になった。自主練でやるべきことはやってきたので、不安はなかった」と話した。
この日は3球団のスカウトが視察する中で4番DHで起用され5打数1安打、3回に勝ち越しのタイムリー2ベースヒットを打ち、持ち前の勝負強さを見せた。「バットは振れていたので、意識したことはできた。試合勘はこれから取り戻す」と話した。
岩城選手は守備では三塁だが、守備の面ではまずまずという評価となるため、打撃でアピールが必要となる。これから始まる都市対抗予選で、猛烈な打棒を見せたい。
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ドラフト解禁となる入社2年目。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、公式戦は軒並み中止となった。それでも、パンチ力を武器とする右打ちの強打者は「自分を見つめ直す時間になった。自主練でやるべきことはやってきたので、不安はなかった」と自粛期間中を振り返る。
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