JFE東日本・今川優馬選手に3球団、楽天スカウト「フルスイング魅力」

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JFE東日本はこの日、自粛明け最初の対外試合となる日本製鉄かずさマジックとのオープン戦を戦い、プロ注目のスラッガー・今川優馬選手が4番ライトで出場した。

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内角をしっかりさばけるか

右の大砲として期待される今川優馬選手は、この日の試合で4番ライトで出場をし、5打数1安打だった。「久しぶりに試合ができて楽しかった。やっと、待ち望んでいた真剣勝負ができた」と話した。

今川選手は、昨年は主に2番を打ち、都市対抗では2番で強打を見せてチームを優勝に導いた。しかし今年について落合監督は「一振りで流れを変えられる打者。もう1ランク上の世界で活躍するならチームを背負っていかないと」と、プロで活躍する選手なら、4番として活躍してほしいと期待を込め、今後も4番で起用し続けると明言した。

この日は3球団のスカウトが視察したが、東北楽天の後関昌彦スカウト部長は、「フルスイングが魅力。あとは内角をしっかりさばけるか今後も見ていきたい」と話し、今後も見続けていく。

新型コロナウイルスの影響によって日本選手権が無くなった。ドラフト前で社会人野球の主な公式戦は都市対抗の予選のみとなってしまったが、JFE東日本は昨年の優勝チームのため、予選に出場しないため、ドラフト前の公式戦が極めて少なくなった。

今川選手は、ドラフト会議前にアピールの機会が無くなったことについて、「めちゃめちゃ痛い」と話すが、「オープン戦で少しでもアピールしていきたい」と前を向いた。

しかし、大学時代から自分の全打席を映像に残しており、自主トレ期間はそれを見直し、カウント別の打率などを分析した。「自分を知ることが大事。無心で振っているように見られますが、僕もいろんなことを考えながら打席に立っている。根拠のあるスイングすることはぶらさずに、去年より一層成長した姿を見せないと」と話し、「自分の時間がたくさんあった事はプラス」と話した。

「勝負の年、去年より成長した姿を見せないと評価してもらえない」と話す今川選手、今後のオープン戦などでプロのスカウトの視察も多くなるだろう。インコースをしっかりと打ち、秋のドラフト会議を待ちたい。

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都市対抗予選は免除のため、11月の都市対抗本選へ照準を合わせる。「(アピールの場が減ったのは)めちゃめちゃ痛いがオープン戦で少しでもアピールしていきたい」と意気込んだ。

落合成紀監督は、今川を4番で起用していくことを明言。「一振りで流れを変えられる打者。もう1ランク上の世界で活躍するならチームを背負っていかないと」と期待。その上で「レギュラー以外の底上げが連覇には不可欠」と今後を見据えた。

楽天の後関昌彦スカウト部長は「フルスイングが魅力。あとは内角をしっかりさばけるか今後も見ていきたい」と話した。

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