JR西日本の147キロ右腕・岡田和馬投手に12球団16人視察

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社会人野球のJABA広島大会が始まり、JR西日本の147キロ右腕・岡田和馬投手に12球団16人のスカウトが視察した。

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1イニング三者三振

岡田和馬投手は、近畿大時代に147キロの速球を投げ、立命館大でDeNAにドラフト1位で指名された東克樹投手と共にサウスポーとして注目された。JR西日本に進むと2年目の昨年は指名されず、今年のドラフト候補として注目されていた。

この日は今年初の公式戦となった。予選リーグの光シーガルズ戦だったが、試合は6回まで3-3の同点が続き、7回に1点を勝ち越した8回に岡田投手が登板した。岡田投手は最速は144キロも、ストレートとスライダーで三者空振り三振に斬って取り、格の違いを感じさせる投球で無失点に抑えた。試合は8回裏にも1点を奪ったJR西日本が5-3で勝利した。

岡田投手は「初の公式戦で負けるわけにはいかなかった。追い込んでからは三振を狙っていた」と話した。この日はリリーフだったものの、「先発でも中継ぎでも技術には自信がある」と、先発での登板についても意識を見せた。

この日は12球団16人のスカウトが集結し、巨人の渡辺スカウトは「球にキレがある。直球とスライダーがいい」と評価した。

今年、なかなか試合が見られない状況の中で、実戦的な即戦力左腕の岡田投手にこれだけのスカウトが集まったが、注目度は非常に高い。今後、都市対抗予選などの投球でも結果を残せば、先発・リリーフの候補としてドラフト会議で指名がありそうだ。

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プロ12球団16人のスカウト陣が視察に訪れ、巨人・渡辺スカウトは「球にキレがある。直球とスライダーがいい」と高評価。試合は光シーガルズに5―3で勝利した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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