東海大北海道で181cm93kgの体からパワフルなスイングを見せた赤尾光祐選手が、東芝に進むことがわかった。
侍ジャパン大学代表候補常連
赤尾光祐選手は、恵まれた体からの長打力が魅力の選手で、3年時は右膝痛により思うような打撃ができず、また4年春はリーグ戦が開催されなかったにも関わらず、大学通算11本塁打を放っている。
大学2年の冬、3年の冬には侍ジャパン大学代表候補合宿にも参加しており、今年、代表が編成されていれば、近大・佐藤輝明選手、桐蔭横浜大・渡部健人選手とともに強力打線を形成していたかもしれない。赤尾選手はプロ志望をしなかったものの、佐藤選手、渡部選手がともにドラフト1位でプロ入りをし、また2年上の先輩だった今川優馬選手(JFE東日本)も日本ハムにドラフト6位で指名を受け、「仲良しなのでうれしい半面、悔しさがないと言ったらうそになる」と刺激を受けている。
赤尾選手は東芝に進む。ここまで育ててくれた母親に、ここまで野球を続けさせてくれたことに感謝です。活躍して恩返ししたい」と話す。再来年のドラフト会議での指名を目指し、来年は全国大会でホームランを放っておきたい。佐藤選手、渡部選手とともにこの世代のスラッガーとして、まずは社会人野球で力を見せたい。
2学年先輩で日本ハム6位指名のJFE東日本・今川優馬外野手(24)は、打撃について相談する間柄。ドラフト直後に祝福ラインを入れると「2年後待ってるぞ」と返事がきた。大学代表候補合宿で一緒だった近大・佐藤輝明内野手(4年=仁川学院)が阪神1位、桐蔭横浜大・渡部健人内野手(4年=日本ウェルネス)が西武1位指名を受けたことも刺激材料だ。「仲良しなのでうれしい半面、悔しさがないと言ったらうそになる」。
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