２０２１年注目の社会人のドラフト候補～投手編～

2021年の注目の社会人投手のドラフト指名予想をしてみます。

社会人投手のドラフト上位候補

ドラフト上位候補は4人を挙げた。廣畑投手は都市対抗本戦でもその力を発揮、150キロを越す速球と躍動感あるフォームでスカウトも十分評価できる内容だった。体はそれほど大きくないことで本格派、1位、という声は出ないかもしれないが、即戦力の右の先発候補として2位で指名を目指すところがでてきそうだ。

森井投手は昨年のドラフトでも上位指名があってもおかしくなかった投手で、昨年中のアピールが少し届かなかったかもしれないが、150キロの重い球で十分実績も残した。今年は三振を奪う投球も見せてゆきたい。

八木投手は都市対抗本戦では結果は不甲斐なかったが、大学時代から150キロ台を連発するストレートの力は定評があり、プロでもリリーフとして速球で押すことができそうだ。

その他、ドラフトで指名されそうな社会人投手

昨年、有力投手が指名漏れとなったこともあり、今年はやや社会人投手のドラフト候補が多い印象。

都市対抗本戦でアピールした投手では、東芝の吉村貢司郎投手が152キロを記録、四球が多かったものの150キロを連発した。森翔平投手は大学4年時から評価が高く、左腕ということで上位に上がってくるかもしれない。平川裕太投手は昨年も注目投手の一人でプロでもやれそうな投手。本戦でもしっかりと結果を残した。

高椋俊平投手はリリーフで登板し150キロを記録、今年は大学時のように先発として柱となる投球を見せれば上位に入ってくるかも。鈴木大貴投手は特徴あるフォームから150キロを越す球を投げる。伸びしろが大きそうな選手。小木田敦也投手は先発の大黒柱で150キロ前後の球を9回にも出せるスタミナがある。大江克哉投手も昨年のドラフト候補で多くの球団から注目されていた。本戦でもさすがという投球を見せている。

都市対抗で若獅子賞に輝いた朝山広憲投手は制球力が特徴。制球の良いタイプの投手として指名する球団も出てくるかもしれない。

そのほかでは小野大夏投手は一昨年の日本選手権でドラフト上位クラスの投球を見せたが、昨年はフォームを作れずに登板も非常に少なく終わってしまった。復活できれば上位指名となるだろう。鷺宮製作所の小孫竜二投手は大学時代から実力十分で、150キロ前後の球を軸に先発として投げられる。

山田龍聖投手はまだ荒削りも左から勢いのある球を投げ、稲毛田渉投手は150キロ台を連発する力がある。自信を持って投げたい。SUBARUの山本龍之介投手も恵まれた体から威力ある球を続けられる。Honda鈴鹿の松本竜也投手は昨年高卒3年目として中日が高く評価していた。今年も注目されるとみられる。

今年、高校卒3年目で一番期待をしていた大谷輝龍投手は、JFE東日本でも成長した姿を見せていたが、HPから名前が消えてしまった。高校時から140キロ中盤の球を投げており、野球を継続していれば非常に楽しみな投手。情報を知りたい。

指名順位予想

最後の2019年のドラフト候補と比較して、指名順位を予想してみる。

2025年度-社会人投手のドラフト候補とみんなの評価

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