明治安田生命の竹田和真投手が、JR千葉戦で6回5安打7奪三振1失点の好投を見せた。
金沢高時代にプロ注目
竹田和真投手は金沢高校2年時にエースとして注目された。高い制球力が光り、コースへきっちりと投げる球が魅力だったが、球速も140キロを越え、プロのスカウトも注目した。
しかし早稲田大に進むと右肘痛などに悩まされ、4年間で神宮のマウンドには一度も立つことが出来なかった。それでも明治安田生命に進むことができ、「大学時代は自分との戦いばかりだったんですけど、ここに来ていろんな人にフォームを教えてもらって、腕が振れるようになった。今は戦う喜びを感じています」と、再び投げ始めた。
この日は日本選手権関東代表戦のJR千葉戦で先発すると、6回を投げて5安打7奪三振1失点、球速は140キロ前後だが、カットボールを高校時代と同じようにコントロールして投げた。「一番良かったのはストライクを取れたところ。打たれても、どんどん投げられて崩れることがなかったです」と話した。
この日はまだ相手に力の差があったが、今後はNTT東日本やJR東日本などの東京の強豪と都市対抗出場を争うことになる。その試合で先発を任されて結果を出し、球速も140キロ中盤までもって行きたい。
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もともと、石川・金沢高時代からプロに注目されていた好素材。社会人で実戦経験を重ねる右腕に、再びスカウトの視線が寄せられるようになりつつあるが「今後は、明治安田生命を引っ張っていけるようなピッチャーになりたいです」。
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