Honda・片山皓心投手が8回1失点で選手権出場、巨人・千葉ロッテスカウトが早くも評価

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昨年の都市対抗王者・Hondaが日本選手権出場を決めた。新エース・片山皓心投手が8回6安打1失点の好投を見せ、早くもプロのスカウトが注目する。

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新エース

昨年の都市対抗でもルーキーの朝山広憲投手がエースとして活躍し、優勝を果たしたHondaだが、今年は日本選手権出場のための春のJABA大会で優勝することはできず、関東代表決定戦で戦っている。

そのHondaを、今年もルーキーのエースが引っ張る。片山皓心投手は昨年、桐蔭横浜大で抜群の活躍を見せ、最速148キロの速球に制球力の高さ、変化球の質の高さにプロも注目をする左腕投手だった。

Hondaに進むと、春の大会でも活躍を見せていたが、この日の鷺宮製作所戦でも先発し、8回を投げて6安打1失点と安定した投球を見せた。チームのコーチを務める元巨人の木村龍治コーチは、「片山は、柔軟性がプロ野球選手に匹敵する数値。ものすごくコンディショニングがいい。たとえば、関節可動域が素晴らしい」と話す。トレーナーも「普段は柔らかいけど、力を入れるとキュッとなる」と、筋肉の質の良さについて話す。

この日は複数のプロのスカウトが視察をしていたが、片山投手に対してすでに評価する声が聞かれた。

○巨人・水野スカウト部参与:「球のキレがある。緩急も使えて、全体的に差し込めている。社会人でプレーすることで、投球術も上がってくる」

○千葉ロッテ・榎チーフスカウト:「コントロールがいい。打者のタイミングを崩す投球が出来る」

片山投手は「大学時代は変化球でストライクが取れずに苦労しました。でも、ホンダに入りそれが投げられるようになったのが大きい」と話し、この日もスライダー、チェンジアップ、カーブなどでバッターを翻弄した。社会人でストレートの球速は145キロと、昨年から伸びているわけではないが、着実に進化している。

これで日本選手権出場を決めたHonda、昨年の都市対抗に続き全国大会2連覇となるか、そして片山投手のピッチングが注目される。

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ルーキーながら、早くも昨年の社会人王者のエースに成長した左腕に、プロのスカウトの視線も集まる。巨人・水野スカウト部参与は「球のキレがある。緩急も使えて、全体的に差し込めている。社会人でプレーすることで、投球術も上がってくる」と期待を寄せ、ロッテの榎チーフスカウトは「コントロールがいい。打者のタイミングを崩す投球が出来る」と評価した。

元巨人の木村龍治コーチ(50)は「片山は、柔軟性がプロ野球選手に匹敵する数値。ものすごくコンディショニングがいい。たとえば、関節可動域が素晴らしい」と高く評価する。入社以来、足を上げて体幹をひねるタイミングなど、体の使い方を徹底的に練習して投球が安定。エースの座を勝ち取った。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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