日本製鉄広畑・前川哲投手が152キロ3奪三振

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社会人野球日本選手権では、日本製鉄広畑の前川哲投手が、社会人野球の大舞台にデビューした。

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新潟アルビレックスで6年間プレー

前川哲投手は新潟産業大付高校を卒業後、BCリーグの新潟アルビレックスに入団し。サイドから156キロの速球を投げて、NPBドラフトに近い選手として毎年のように指名候補名前が挙がっていた。

しかし6年目となる昨年のドラフト会議でも指名漏れとなり、野球を辞めることも考えていた。しかし、浜口監督から誘いを受け、新潟アルビレックスを退団し、日本製鉄広畑に入部した。

この日は0-6の8回に登板すると三者三振を奪った。この回に投げた14球の打ち、変化球はスライダーの1球のみで、他はすべてストレートだった。球速は常時150キロ前後で最速は152キロを記録した。

9回の先頭打者にもストレート3つを続けてヒットを許したが、次の打者にもストレート3つでキャッチャーゴロ、次の打者にはスライダーを1球交えて犠打となり、2アウトランナー2塁となった所で降板した。

1回2/3を投げて1安打3奪三振無失点、上々の社会人デビューとなった。前川投手は1996年生まれの25歳、まだまだドラフト会議で指名されてもおかしくない年齢だ。しかし、BCリーグは育成ドラフト指名の可能性があったが、社会人野球は育成ドラフトでの指名を基本的に認めていないためハードルは高くなっている。また社会人野球では、150キロの力のある球を投げるリリーフタイプの投手で指名を待っている投手も少なくは無い。

プロでも即戦力というと、この日は変化球がほぼ無く、変化球がどれだけ使えるのかなどをチェックする必要がある。それでもこの投球をみると、力で押せるリリーフが欲しい球団はドラフト下位指名で手を挙げてもおかしくないと思える。

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新潟産大付からBCリーグの新潟入りし、6年間プレー。野球を辞めることも考えていたが、浜口直也監督の誘いで移籍した。指揮官は「今年一番の出来だった。これからが楽しみな投手」と期待を込めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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