伊藤開生投手、斎藤央兆投手などの150キロ投手陣で都市対抗へ挑むロキテクノ富山

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JABA金獅子旗争奪富山大会の決勝が行われ、ロキテクノ富山がIMFバンディッツ富山に2-0で勝利した。150キロ右腕の伊藤開生投手、152キロ右腕・齋藤央兆投手の速球派投手が好リリーフをみせた。

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速球派投手ホルダー

ロキテクノ富山は、新潟医療福祉大出身の伊藤開生投手、齋藤央兆投手、飯塚亜希彦投手や、北信越出身の孫大怜也投手などを、元プロの藤田監督が指導して力を伸ばし、社会人でも屈指の速球派投手を持つチームになってきている。

この日の決勝戦は、新村将斗投手が5回まで無失点に抑えると、先制の1点を奪った6回から伊藤開生投手が登板する。伊藤投手は新潟医療福祉大出身の1年目の投手で、187cmの長身から150キロの速球を投げる投手として、昨年のドラフト候補として注目され、この日も147キロ、149キロ、150キロと球速を挙げて一人目を三振に斬ってとる。

その後、雨が強くなり17分間の中断となったが、7回も150キロを記録するなど、3回を投げて無失点に抑えた。

そして9回には齋藤央兆投手が登板する。こちらも185cmの大型右腕で、新潟医療福祉大で伊藤投手の2年先輩の3年目、7月に152キロを記録し成長をしている。

9回は148キロから150キロの球速あるストレートで圧倒し、三者凡退に抑えて完封リレーを果たした。

9月3日からは都市対抗一次予選が始まる。今シーズンから企業登録となり、本格的に都市対抗の全国大会出場、そして黒獅子旗を狙う。齋藤投手は今年のドラフト候補としても注目され、伊藤投手は来年のドラフト候補として非常に期待される。

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思わぬハプニングにも動じることはなかった。6回に伊藤が登板すると、1球目から147キロ、149キロ、150キロと球速は上昇。1人目を空振り三振に仕留めたところで、突然の大雨で試合が17分間、中断した。「中断は人生で初めて。どう対処していいか、わからなかったが、ジョグして身体を温めていました」と伊藤。戸惑いもあったが、試合再開後は滑るマウンドに気をつけながら相手打者と真っ向勝負。ピンチにも動じることもなく、7回には再び150キロを記録した。

 その勢いのまま、マウンドを継いだのが、2学年上の先輩、斎藤だ。7月の公式戦で自己最速の152キロをマークするなど、好調をキープ。「伊藤はまじめな後輩で、真摯に練習している。切磋琢磨し、競い合っていきたいと思っています」と斎藤。148~150キロのストレートで圧倒し、3者凡退に仕留めてみせた。

 阪神、西武、ヤクルトでプレーした藤田監督の指導の下、2人は大きく力を伸ばした。伊藤はリリースポイントを高くするなど、フォームを改良。「大学では腕が横から出る傾向だったが、上から腕を出すように、何度も言われてきました」と振り返る。斎藤は体幹や股関節周辺の筋力、インナーマッスルを強化。「トレーニングを粘り強く続けた。平均球速も上がって、自信が付きました」と胸を張る。

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