都市対抗野球の四国銀行vs伯和ビクトリーズ戦では、北海道日本ハムがドラフト3位で指名したJR四国の水野達稀選手が四国銀行の補強選手として、3番セカンドで出場をしたものの、3打数ノーヒットに終わり、社会人野球を卒業する。
チームに感謝
水野達稀選手は、1年目の都市対抗野球で高校卒ルーキーながら1番遊撃手で出場し、東京ドームでホームランを放って力を見せる。昨年の都市対抗は四国銀行の補強選手として出場し、ハナマウイ戦で3安打を打って勝利をもたらした。
今年も四国銀行の補強選手としての出場となり、2番セカンドで出場をした。しかし、伯和ビクトリーズにJR西日本から補強されたベテランの佃勇典投手の前に、3打数ノーヒット1死球に終わり、チームも0-6で敗れた。
2年連続で補強選手として選んでくれた四国銀行に水野選手は、「補強で呼んで頂いて、結果が出なかったのは実力不足。1つでも多くやりたかったので、悔しさがあります」と話す。
それでも、ドラフト会議で指名された水野選手に、四国銀行の選手も普段の練習の取り組みを質問し、水野選手も惜しみなく自分の考え方を伝えた。中川監督は「選手となじんで積極的に動いてくれました。特に打撃はチームとしても見習う部分がありました。四国銀行でプレーしたことを忘れずに、プロでも頑張って欲しい」と話し、水野選手に感謝した。
プロへと飛び立つ水野選手。強肩、強打の二遊間の選手としての活躍が期待される。1番バッターとしてホームランを打ってチームに勢いをつける選手になってほしい。

打線が相手投手陣を前に散発4安打と沈黙した。中でも先発の佃勇典(つくだ・ゆうすけ)投手(29=JR西日本)に苦戦。140キロ台の直球をコーナーにつく投球を前に、6回2安打6三振に終わった。無安打に終わった水野は「補強で呼んで頂いて、結果が出なかったのは実力不足。1つでも多く(試合)やりたかったので、悔しさがあります」と振り返った。

コメント