日本通運の前田敬太投手が148キロで7回途中5安打無失点、ドラフト指名漏れをバネに

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日本通運は、今年のドラフ候補投手だった前田敬太投手が先発し、6回1/3を5安打7奪三振、無四球で無失点の投球をみせた。

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148キロ

前田敬太投手は、この日のパナソニック戦で先発すると、最速148キロの速球と、カーブ、フォークを織り交ぜる投球で、6回1/3を5安打7奪三振無失点に抑えた。四死球は0だった。

前田投手は中部商、専修大でドラフト候補として注目されたが、日本通運では「とにかくブルペンで狙ったところに投げられるまで投げ続けました。だんだん感覚をつかんできて、地方の日立大会くらいから良くなりました」と今年、制球力を磨いた。

大学卒2年目で、チームメイトの156キロ右腕・柴田大地投手と共にプロ入りを目指していたが、柴田投手が東京ヤクルトの3位で指名される中で、前田投手は指名されなかった。

それでも、「嬉しさ半分、悔しさ半分。来年に向けてやるだけです」と気持ちを切り替え、この日の投球となった。

角度のあるストレートにスライダーも良く、試合を支配できる投球ができる。制球力も良くなり、来年はドラフト会議での指名が期待される。

柴田投手はベンチ入りせず

全国の舞台での投球が期待された東京ヤクルト3位の柴田投手だが、この日はベンチ入メンバーから外れた。

沢村監督が「コンディションが良くないです。今後、上がってくればどこかで投げられるかもしれません。調整していければ」と話した。

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大卒2年目右腕は、この1年で2つの成長を遂げた。1つ目に制球力。この試合無四球だった右腕は、制球には自信がなかった。改善するために、今年から投げ込みの量を増やしたという。「とにかくブルペンで狙ったところに投げられるまで投げ続けました。だんだん感覚をつかんできて、地方の日立大会(4月開催)くらいから良くなりました」。都市対抗の舞台でも安定感をみせた。

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