青森大で最速150キロの速球を投げ、ドラフト候補として注目された三野宮協太投手が、ENEOSでの活躍を誓った。
目標は金子千尋投手
三野宮協太投手は173cm77kgと体は大きくないものの、最速150キロの速球に多彩な変化球を投げる投手で、青森大では先発、リリーフで投げていた。
昨年秋は32回1/3を投げて防御率0.84と結果を残したものの、富士大、ノースアジア大とのプレーオフで敗退し、大学4年間で全国の舞台に出場することはできなかった。
内定したENEOSでは、都市対抗と日本選手権に出場し、優勝することを目標にする。「早く試合に出たい。若い方が多く試合に出られて活躍されているので、自分も負けないように頑張らなければいけない」と、1年目の春から活躍を誓い、全国の舞台へ上がることを誓った。
目指す投手は北海道日本ハムの金子千尋投手で、オリックス時代にエースとして投げる姿を見て、「140キロを超える直球とチェンジアップで空振りをたくさん取る姿を見て、こういう選手になりたいと思った」と話している。キレの良い速球、そして制球力の良い三野宮投手も、これの近い投球ができるだろう。
大学卒投手としてドラフト指名解禁は来年2023年、2年間はあっという間で、今年からアピールできる投球をしたいが、春先からその投球を見ることができるだろう。


ENEOSは昨年の都市対抗で8強入り。三野宮は「早く試合に出たい。若い方が多く試合に出られて活躍されているので、自分も負けないように頑張らなければいけない」と、新天地での飛躍に向けて気持ちを引き締めた。色紙に記した言葉は「勝てる投手」。チームに欠かせない存在になるべく、1歩ずつ成長していく。
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