高校卒3年目の社会人右腕で、最速151キロの速球を投げるJR西日本の石黒佑弥投手に、横浜DeNAの吉見スカウトが評価をしている。
高校時から5キロアップ
石黒佑弥投手は星城高時代に夏の愛知大会の2回戦でセンバツ優勝の東邦と対戦し、その後、侍ジャパンU18代表として活躍しドラフト1位で指名される石川昂弥選手を封じると、自らも3ランホームランを放って初戦敗退させた。
社会人野球のJR西日本に進むと、3年間で体重を10kg増やし、球速を5キロ速くして151キロを記録、今夏の都市対抗1回戦では、四国銀行戦で先発し、7回途中まで2失点の投球を見せた。
横浜DeNAの吉見スカウトは、「一番の魅力はキレのある直球。社会人の3年間で良くなった。フォークがもっと使えるようになれば幅が広がる。クイックの速さもあり、タイミングもとりづらい。」と評価をしており、まだ高校卒で社会人3年目の若い投手でもあり指名が注目される。
石黒投手は「人生の運命が変わる。緊張しますけど、運もあると思うので、かかったらラッキーだなと思って待ちます」と話し、ドラフト会議の指名を待つ。
2025年度-社会人投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
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JR西日本・石黒佑弥 石川昂擁する東邦を破った151キロ右腕 “プロ切符”待つ「かかったらラッキー」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
【連載 10・20運命のドラフト会議 逸材ファイル<中>】3年前のドラフトで3球団が競合した選抜優勝投手の高校野球を終わらせた男が今年、ドラフト戦線に躍り出る。複数球団から調査書を受け取った最速151キロ右腕のJR西日本・石黒佑弥(21)は、静かに運命の瞬間を待つ。
▼DeNA吉見祐治スカウト 一番の魅力はキレのある直球。社会人の3年間で良くなった。フォークがもっと使えるようになれば幅が広がる。クイックの速さもあり、タイミングもとりづらい。
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