社会人野球日本選手権の関東地区予選では、ENEOSが東山玲士投手、阿部雄大投手など4投手でSUBARUを延長10回タイブレークまで完封して勝利した。
プロ注目
ENEOSは実戦経験豊富な4年目左腕の加藤三範投手が先発し、5回を5安打3奪三振で無失点に抑えると、6回から東山玲士投手が登板する。
東山投手は同志社大出身の2年目右腕で、体は大きくないが常時140キロ後半の球を投げ、3回を2安打3奪三振無失点に抑えた。
9回には左腕・阿部雄大投手が登板すると、ヒットと盗塁で2アウト2塁となったものの、最後はキレの良い球で空振り三振を奪い無失点に抑えた。1回1安打2奪三振無失点、自己最速となる150キロを記録した。
そして延長タイブレークで2点を勝ち越すと、その裏には復活したリリーバー・関根智輝投手が登板すると、犠打と四球で1アウト満塁から、セカンドライナーの併殺で無失点に抑えた。
4投手で完封したENEOS、東山投手は大学卒2年目として、また阿部投手も高校卒6年目で大学卒2年目と同じ世代の左腕としてプロが注目する。加藤投手と関根投手は大学卒4年目でベテランになりつつあるが、その実績と球の力は評価されている。
この日の大田スタジアムには、茨城トヨペット戦で6球団15人のスカウトが集結しており、この試合も視察をしていた。社会人野球では1チームから複数の選手がドラフト会議で指名されそうな場合はチームが許可をする必要があるため、どのような動きになるのかが注目される。
ENEOSのドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
ENEOSのプロ注目24歳両腕が球威でタイブレーク勝利貢献 右腕の東山玲士と左腕の阿部雄大 - アマ野球 : 日刊スポーツ
ENEOSの今秋ドラフト候補コンビが試合終盤を締め、タイブレーク勝利につなげた。右腕の東山玲士投手(24=同大)はスピンの効いた140キロ台終盤の直球を軸に、… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
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