社会人野球日本選手権は決勝戦が行われ、トヨタ自動車は増居翔太投手が完封し、2大会ぶり7度目の日本一に輝いた。
2試合連続完封
増居翔太投手は、準々決勝の西部ガス戦で完封勝利し、中2日でこの日の決勝のマウンドに先発した。
序盤から130キロ台のチェンジアップとスプリットを駆使すると、ストレートも試合終盤に140キロ後半を記録するなど衰えることなく、9回で8つの三振を奪う力投を見せた。9回147球を投げて7安打を許したものの要所で三振を奪い、2試合連続完封でトヨタ自動車に栄冠をもたらした。
トヨタ自動車は長くチームを支えてきた佐竹投手が今年の都市対抗で引退し、世代が交代して臨んだ今大会だった。今夏まで大車輪の働きをしていたエースの嘉陽投手が今大会2試合に登板するも、増居投手が3試合に先発すると、ルーキーの後藤凌寿投手もリリーフで2試合に登板し、威力ある球で勝負を決めるピッチングを見せた。
増居投手は来年は3年目でまだまだドラフト会議の有力な候補1人となるが、まずは「ホッとした。来年の都市対抗でも優勝できるように」と話し、チームを支えるエースとして、来年の都市対抗制覇を目指していく。
後藤投手も来年のドラフト会議では上位指名の可能性がある投球を見せており、細川拓哉投手、加藤泰靖投手、池村健太郎投手、大栄陽斗投手といった150キロ投手陣もいる。そしてまた来年春には有力な新人も加わり、プロも羨むような選手層で都市対抗優勝を目指す。藤原監督は「名門と言われるチームになろうとやってきた。これからもリーディングカンパニーであり続けたい」と力強く話した。
トヨタ自動車のドラフト候補とみんなの評価
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トヨタ自動車が大会最多に並ぶ7度目V 先発3試合で24イニング1失点の増居翔太がMVP - スポニチ Sponichi Annex 野球
決勝戦が行われ、トヨタ自動車がHondaを3―0で制し、2022年以来2年ぶり7度目の優勝を決めた。優勝回数は住友金属に並ぶ史上最多となった。先発左腕の増居翔太投手(24)が147球で7安打完封勝利を挙げ、最高殊勲選手賞に選出された。
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