新しい社会人野球チーム・サムティが発足後初の対外試合となるオープン戦を行い、早稲田大から入部した151キロ右腕・中森光希投手が2回を投げて無失点に抑えた。
早稲田大で成長
中森光希投手は大阪の明星高校出身の右腕投手で、高校時代は138キロを記録する投手だったが、新型コロナの影響により春・夏の甲子園大会が無くなる中で、大阪府独自大会で5回戦まで勝ち上がった。
進学校の中でも評定4.9という学力の成績を残し、指定校推薦で早稲田大に進学をすると野球部に入部をする。早稲田大では小宮山監督の指導の元で最速151キロを記録するまで成長すると、リーグ戦でも勝ち星こそつかなかったが、2度の先発など13試合に登板をした。「本当に高いレベルの野球を学ばせていただけました」と話す。
大学を卒業し、地元関西で今年からチームが発足したサムティに入部した。この日はチーム初の対外試合となる中部学院大戦で先発を任せられると、2回を投げてノーヒットで無失点に抑えた。「2回の先頭打者へのフォアボールは反省ですが、久しぶりの試合でゼロでいけたのは良かったと思います」と反省も口にした。
元プロの小川博文監督が指揮をとるチームで先発として期待されている中森投手、社会人1年目の選手とチームとしてどんな活躍を見せてくれるのか非常に楽しみだ。
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社会人野球・サムティが発足後初の対外試合で勝利 先発した最速151キロ右腕の中森光希が2回無失点 - スポニチ Sponichi Annex 野球
今季から活動を開始した社会人野球のサムティが発足後初の対外試合を行い、中部学院大に1点差で競り勝った。先発した中森光希投手(21)は2回を無安打無失点。最速151キロ右腕が、上々のスタートを切った。
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